きみの翼になる 私が

パーキッツが先月解散していたことを発表したと知って少々動揺しているchibinovaです。実にお久しぶりです。1年以上何も書いてないと凄く廃墟っぽいですね。いろんなサイトの跡地を目にするたび微妙にせつない気分になる反面、廃墟好きの厨二的にはちょうどいいんじゃないかと思ったり思わなかったり。ここ1年はほぼTwitterを主に利用していましたが、なんだかんだで放置しちゃったりもしてました。Tumblrも放置してるし。けどSSを書くには普段からまとまった量の文章を書いていないと何も出てこなくなって困る、ということで、ぼちぼちブログに戻ってくるのもいいかも、と思った次第。てか自分、前の記事に「また更新します」とか書いてるやん。きれいさっぱり忘れていましたが、何を書こうか思いつかなくて結局ほっぽり出しちゃったんだろうなぁw そろそろ2011年も終わりですが、今年の念頭に掲げた「女の子と百合以外ガン無視」はだいたい果たせてるかなと。個人的に環境がちょろちょろ変わったこともあって、それに馴染むのに時間がかかったりもしましたけど、なんとかヲタライフもほぼリアルタイムに反応できるくらいのペースには戻りました。とはいえあまりめぼしい百合物件もネタも拾えてないし、ベリ関係にあまりリソースは割けなくなっちゃったんですけど、ドルヲタとしては梨沙子推しであることに変わりはないです。いま一番楽しいのは『ラストエグザイル銀翼のファム』ですね。なんかガツガツいく感じではなく、静かに高まる感じ。とりあえずジゼファムミリでSS書きたいです。もうジゼが愛しくて愛しくて。ミリア様にナビ席奪られてめそめそ泣いてたくせに、しっかりファムへ嫉妬からの嫌味口撃。でもやっぱりファムが好きだから自己嫌悪に陥ったりしてもうなんだこの可愛い生き物は!っていう。なんかファムはファムで後半に入ったらアーエルみたいに女の子回路が発動しそうですし、やっぱり徐々に盛り上がっていく感じですねこれ。お話としては1期のほうがよくできていた気はしますけど、百合は万里を超える。OPにもあらわれている通り「萌え豚の皆さんよろしくっス」って部分も確かにあるんでしょうけど、監督以下メインの制作陣はわりと無自覚にやってる気がするんですよ。『Canaan』も、いうたらきのこのアッー!志向がそのままカナン、マリア、アルファルドってキャラに投影されたんじゃなイカと思ったり。『まどかマギカ』もそうでしょ。それがまたいい。純百合作品ってのはそれはそれでいいものですけど、やっぱりカップリングの楽しさっていうのは別格だと思うんですよね。基本的に、オタクは見えない知り得ない部分を妄想して補完したがる生き物ですから。本編だけでは飽き足らず、背景をガンガン描き足していく。妄想というか空想の代名詞みたいなアン・シャーリーさんが、同じく妄想好きの仲間を集めて作った創作クラブなんて、いわばコミケの走りみたいなものですし。ラヴクラフトが他作家の書いた外伝をクトゥルー神話の正史として認める旨発言したのなんて、東方同人隆盛のいきさつととよく似てるでしょ。特定の作品であれ、自分の中の漠然とした理想であれ、それに肉付けしてできる限り完全な形を把握したいというのは濃淡あれど誰にでもある欲望じゃないかという気がします。コレクターとかも根は同じじゃないかな。もちろんどの程度私見を入れ込んでいいものかという解釈は人によってそれぞれなので、原作厨や改変厨ってのはいますけども、動機そのものに大きな差はないと。で、百合とか801のカプ厨ってのは、作者が無自覚であればあるほど萌える傾向があるのですよ。あざとさに釣られるのも時には楽しいですけど、やっぱり書き手の自然な感情や価値観こそが一番よく萌える燃料になるということですね。アイドルなどのカプヲタを兼業してる人が多いのもそのためかと思われます。なわけで、オタソングの蘊蓄などもちと語りたいなと思っていたのですが、久々の長文なので今日はこの辺りにしておきます。頻度はさておきちょくちょく更新していくつもりなので、気が向いたらまた覗きにいらしてください。物件やネタも、仕入れられればできるだけ紹介していきますので。