お先にシルヴプレ

1. 『GA 芸術科アートデザインクラス』『canaan』『大正野球娘。』『かなめも』『PandoraHearts』『咲』あたりの最終回を視聴。どれもおもしろかったのはいいんですが、パンドラはけっきょく謎解き放置で終了。たぶん2期はないだろうから、続きを知りたければコミックスを買うしかない・・・買うのはいいんだけど、置き場所がない。どうしたものか。しかし『咲』の監督さんは相当『リリカルなのは』が好きなんだろうな。随所にその影響っぽいものが見え隠れしていたけれど、最終回まんまじゃねーか（笑い）。あとは『うみものがたり』を観たら完了かな？　『青い花』はフジテレビのオンデマンド配信で。どう見ても友情エンド止まりなんだけど、これはこれで属性のない視聴者への配慮だと考えれば。それだけに、『ささめきこと』がアニオタにどう受け止められるのか、興味半分不安半分といったところ。『とある科学の超電磁砲』は第1話だけ視聴、サルかっていうぐらい繰り返し観ちゃった。黒子がかわいすぎて。変態いいよ変態。あと、『DARKER THAN BLACK』特別編ね。しっかりキコと銀ちゃんの友情エピソードをフォローしてくれていて、思わず奇声を発してしまった。今は反省している。

2. ツタヤでCDの投げ売りをしてたんで、いろいろと査収。ゼロ年代に入ってからのコアーズをまとめて買えたのが嬉しい。あとはインガー・マリエとかヘレン・クリスティーナとかクララ・ベラールとか、ケレン・アンの英語アルバムとか。どう考えてもシューゲイザーのバンドやってるやつが聴くラインナップじゃないですけども。あと、彼女へのプレゼント用に『蟲師』の「蟲往来 初回特装版」を買ってみた。喜んでくれるかどうかは未知数。自分用にちゃっかり『マリー・アントワネット』スペシャルボックスも買ったけど。コミックスはまったくフォローできてないなぁ。『GIRL FRIENDS』3巻も『ローゼンメイデン』2巻も『ラズベリーフィールドの魔女』2巻も森島明子の新刊2冊もまだ。その他もろもろ、はやく読みたいのはやまやまなんですが・・・。

3. 村上龍がランボォ詩集の解説に「文学者は暇だから、作品と作者の生き方をスライドさせるセンチメンタルな愚を犯しがちだ。ランボォの文章は、単語の組み合わせの完璧さにおいてたとえ思念形態の異なる異星人をも感服させるだろう」と書いていて。昔それを自分の掲示板で引用したのだが、舌足らずでいろいろ誤解されてしまった。つまり、ただの人間が思索の結果として吐き出した文章を完璧だと評する村上は、ランボォをシンジが搭乗した初号機のごとく神に近しき存在＝絶対だと言っているのと同じなわけ。大意においてナチが悪用した超人思想に近いものがあるけれども、けっきょくそれってロマンティックな愚を犯してんじゃねーかと。