彼女がいない3度目の5月は、やっぱり若葉の頃の匂いがした。この世の果てで小さな恋のメロディを唄う「夢見る愛天使」は、それでもわたしたちの手には届かぬところで、けんめいに生きているのだと思う。今の自分は、はたしてけんめいに生きているだろうか。…
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