やっぱり映画が好き

skb_mate022004-07-15

わたしが映画を初めて劇場で観たのは1978年のこと。だもんで、その年に日本公開された、おもな映画を調べてみた。『スター・ウォーズ』『シンドバッド・虎の目大冒険』『サスペリア』『未知との遭遇』『アトランティス / 7つの海底都市』『ミスター・グッドバーを探して』『家族の肖像』『愛と喝采の日々』『ジュリア』『グッバイガール』『サタデー・ナイト・フィーバー』『コンボイ』などなど・・・。すごい!ほとんど全部、おぼえてるぞ!ハタチ過ぎてから観た映画は、内容なんてまず記憶にないってのに!ちなみに、『サタデー・ナイト・フィーバー』はほとんど記憶にない。なんでだろう・・・?ただ、このとき初めて聴いたビージーズ「愛はきらめきの中に」をいまだ愛聴しているのだから、やっぱりすごい影響があったのだろう。イヴォンヌ・エリマンのLPも、いまだに聴いてるしな。おそらくハーフ・エイジアンで、ちょっとハスキーな声がたまんないんだよな。『ジュリア』はうろおぼえだったので、ちょっと調べてみた。「リリアン・ヘルマンという反骨の劇作家を支えた人物は、恋人の作家ダシール・ハメットである。そして、彼の幼なじみであるジュリアと彼女の交流を、暖かくかつ生々しく回想する」という映画だそうだが、そんなもん、小学校へ上がったか上がらないかのガキにわかるわけねーだろ!って感じですね。監督のフレッド・ジンネマン、名前はよく覚えているのだが、フィルモグラフィを見てみたら、観たことがあるのは『オクラホマ!』と『尼僧物語』だけだった。たとえばウォルフガング・ペーターゼンでもそれは同じで、思い入れに反比例するように、封切で観たことがあるのは『Uボート』『ネバーエンディング・ストーリー』『第五惑星』のわずか3本のみ。ナスターシャ・キンスキーを撮った『危険な年頃』も観てみたいので、今度DVDを借りてこよう。ナスターシャといえば、初めて観たのは『キャット・ピープル』である。お子さまだったゆえ、とくになんとも思わなかったのだが、中学生になってから観た『ホテル・ニューハンプシャー』、そして『パリ・テキサス』はキたね。ハマったね。わたしは小学生の頃から、ずっと「ロードショー」「スクリーン」誌を買っていたのだけれども(音楽誌ってほんと買わなかったし読みもしなかったな)、ナスターシャは、あまり大々的には取り上げられなかったような気がする。『ホテル・ニューハンプシャー』にかんしていえば、ジョディ・フォスターの方が、はるかに人気ありましたからね。たしかに『タクシー・ドライバー』のときのジョディは良かったけどねぇ。いつ出たのかは忘れたけど、ジョディの実兄が書いた暴露本(彼女の同性愛疑惑がめちゃくちゃ気になったんだよ!w)も買ったしねぇ。というわけで、なんとなく書くのがめんどくさくなってきたので、これにて終了。明日はわたしの感性を決定付けた、デヴィッド・リンチでいってみよう。藤寿男さん風にいえば、「デヴィッド・リンチなんて、誰でも知ってんじゃねぇか。やっぱあんた<ぬりぃ>よ。」って言われそうだが、こちとら<『エレファントマン』を封切で観て以来、23年間ファンやってんだ>。文句は言わせねぇ。(殺し屋の目で)