Osaka 3 AM

skb_mate022005-10-21

喫い終えた煙草を灰皿に押し付けたつもりが、妙に手応え柔らかし。灯りを点けてみると、思いっきり椅子が焦げていた。なんとなく脱力する午前3時。ごきげんよう、林茉莉です。「書くネタに困ったら(言い回しに深い意味はないです)人さまのネタに頼れ」というおじいちゃんの遺言通り、本日は「Hugo Strikes Back!」さんのネタを拝借。ちなみに、おじいちゃんはふたりともわたしが産まれる前に亡くなってます。あと、祐巳の妹は、やっぱり可南子より瞳子がいいです。ツンデレスキー的に、それだけは「ゆずれない願い」。あー、エヴァ様にシヴァかれたい。

気になるDVD 『ひなぎく
『☆fairy tale diary☆』のサイドバーで知った1966年のチェコの映画。かなり観てみたい。
http://hugo-sb.way-nifty.com/hugo_sb/2005/10/dvd__5f10.html

というわけで、2001年に発行されたフリペ『groovy dictionary』創刊号から、わたしが書いた『ひなぎく』の紹介文をサンプリング。人さまのネタどころか、自分のアーカイブまで食い物にしてるじゃないか俺。自身の縮小再生産に堕する午前4時。そんなんでいいのか俺。ま、いっか。

去年の12月、めでたく京都のみなみ会館にて特集が組まれたヴェラ・ヒティロヴァの大傑作。初めて目にしたとき、なぜこれを撮ったのが自分ではなかったのかと、本気で思ったほど(つまり、お前は俺かと)。余りにも美しい色彩、子猫のような愛くるしい仕草、キュートすぎる小道具の数々、イマジネーション溢れるコラージュ、あどけない笑い声。このフィルムを形容するのに、語彙が尽きることなどありえない。ヒティロヴァはまた、極めて原初的なパンク魂をも持っていた。この作品にそこはかとなくちりばめられる「破壊」のイメージは、まさに「非武装抵抗」そのものである。蔓延する服従が生み落とすのは、労働への嫌悪感。浮き彫りになる「絶対」の歪み。より生きる(活きる)ための闘争。そして、そんなことを一顧だにしないであろう、現代日本オリーブ少女たちを魅了してやまない『ひなぎく』に、わたしは芸術の普遍性を見い出すのであった。ていうか、背の高い方の女の子が、わたしの永遠のアイドル、吉川ひなのcに似てるんですよ。普通にタイプです。

今だったら、「萌えっ!」という一言で終わりだろうなと思います。内容的に、ずっとふたりの女の子がじゃれあっているだけ、とも言えるし。思いっきり妄想可なシチュエーションではあるが(結局そこかよ)。でも、それじゃ記事にならないし。これでも、わりかしがんばって書いたんですよ。それにつけても、年々語彙がアタマから漏れ出しているなぁと痛感しますね。なにより面倒なことをしたがらなくなっていってるなと。いうわけで、ネタにさせていただいたお礼に、「オリーブ」の吉川ひなの特集号を差し上げたいのですが、もともとサルガッソー度が高いうえ、エントロピーの大きなこの部屋から(剣野ゆきひろチルドレンのひとりであることを、さりげにアピってみる)探し出すことは、極めて困難だったり・・・。


あと、かなりどうでもいいことですが、カレンダーの上に置いていたバナーを、ページのいちばん下へ移しました。なんか、際限なく増えていきそうなんで。あんまりうるさくなってもヤだなと。とか言いつつ、ミクシィのコミュニティをいろいろ見て回ってたら、なんだかえらく楽しげなので、片っ端から<参加>をクリックしちまいました。すでに全てはチェックしきれない状況・・・。まったくオタってやつは、身の丈や度量もわきまえず、なんでもカラスみたいに蒐集したがるからやっかいなのよね。