zoe to heaven

skb_mate022006-10-06

じつはきょう、横浜でこんなイベントがある。行けないけど。

「Zoe's APOLLO CRUSH!!」
2006年10月6日(金) 18:00 open 19:00 start
2006年 8月16日に亡くなった、ギタリスト、翻訳家の"zoe"こと山田貴久が最後に在籍し、彼の第二の人生を最期まで見守り続けたバンド「RaFF- CuSS」と、zoeの音楽人生の全てとも言えるカリスマ・ロックバンド「HAL FROM APOLLO '69」(2002年活動凍結)が解凍・復活し、その終焉を宣言するライブを、zoeが愛して止まなかった横浜CLUB24にて開催。
http://www.zoetron.com/

たしかにHAL FROM APOLLO '69の1stはリリース当時よく聴いていて(いちばんのお気に入りは「MY STONED JELLYFISH & BABY LOVE」)、それはなんといってもおそろしいほど甘ったるくキャッチーで、ひょっとしたらCHARAのようなキャラになれる資質を秘めたhalの歌声によるところが大きかったわけだけれども、自身が打ち込み主体のバンドでギタリストをどう扱えばいいかわからず模索しているような環境であったため、なんだかんだで参考にさせてもらったことも多々あったり(トゥーマッチなエフェクト処理とか)、でも2小節のフレーズだけでサビを持たせようとするソングライティングにはかなり物足りなさをかんじていたこともあり、とは言え長く続けていればDOBみたいなバンドになれるんじゃないかみたいな期待も抱いていた。8年ぐらい前に立ち寄ったコンビニで、「ではHAL FROM APOLLO '69のニューシングルをお聴きください」みたいな店内放送を聴いてちょっと「おお」と思ったりしたことも懐かしく想い出されるけれど、zoeの訃報を知ったとき、北村昌士の訃報よりも遥かにショックを受けたことに驚いた、正直なところ。それはつまり、HAL FROM APOLLO '69というバンドが自分にとってはきわめて共時的な存在だったということなのだろう。慎んで御冥福をお祈り致します。


Core-MEDALICS(現在halが在籍しているバンド) http://coremedalics.com/