三姉妹探偵団

skb_mate022008-01-10

1. 今週の週刊サンデーを読んで2度びっくり。ひとつは『絶対可憐チルドレン』テレビアニメ化決定というニュース。ハヤテの後番組っつー線が濃厚ですねコレは。『GS美神』でこの世界へ足を突っ込んだ子も多いだろうし、ふつうにめでたいなっと。今から楽しみだぜえ。もうひとつは、次号に渡瀬悠宇高津カリノの読みきりが掲載されるとのニュース。渡瀬悠宇は、おそらく少年誌初掲載になると思われ。ふたりのショタっ子が、あんなことやこんなことをしてしまう(ものすごく誤解を招きそうな表現)ビーンズ文庫っぽい匂いがプンプンなお話になる模様。コナンだのガッシュだの結界師だのといった、サンデー読者のニーズを的確に捉えていますな。対する高津カリノは、ウェブ〜ヤングガンガンを経てのメジャー進出。おにゃのこ3人がくんずほぐれつなお話っぽい。自分が何を求められているかを的確に捉えていますな。少年誌仕事なのに男の子を描かせてもらえないあたり、河下水希桜井のりおこばやしひよこ・・・は好きで描いてるっぽいけど、彼女たちと同質の悲哀を感じる(笑い)。ちなみに今日の画像は『渡瀬悠宇パーフェクトワールド ふしぎ遊戯 vol.12』の表紙なんですけど、ぱっと見『電撃G'sマガジン』みたいで少々たじろぎます。もちろんいい意味で。


2. で、巡回先の「兄間 - 俗界探検隊 ZOKKAI」で拾ってびっくりしたのが、『二十面相の娘』テレビアニメ化決定というニュース。原作の感想は、「2006-12-15 Girls Keep Secrets In the Strangest Ways」を参照ください。放送局はフジ系列とのこと、ノイタミナ枠なのか『しおんの王』の後に来るのかはわかりませんが、そんなことはどうでもよろしい。問題はですね、チコとトメさんの親密度をどのあたりまで描き込んでくれるのか、ということです。『もやしもん』のハジケっぷりを踏まえると、ノイタミナ枠なら期待してもよさそうだぞと思ったり思わなかったり。これあれですよ、テレビ版『R.O.D』が打ち切られたときにかけられた「百合ものを邪魔する奴は馬に蹴られて死んでしまえ」の呪いじゃないかな。そうだ、そうに違いない(すでに自分でも何言ってんだかわからない)。


3. テレビ版『R.O.D』の話題が出たところで、三姉妹探偵社の元ネタである『三姉妹探偵団』が再リメイクされますよというニュース。

赤川次郎氏の人気ミステリー小説「三姉妹探偵団」が連続ドラマ化。見た目はデキる女だがうっかり屋の長女、気弱で泣き虫でおっとりマイペースの次女、現実派でお金に厳しい三女、一家を仕切るしっかり者の四女とタイプの違う姉妹が、長所を生かしながら事件を解き明かす物語。原作は3姉妹だが、ドラマでは年長の長女を加え4姉妹の設定。夏帆は04〜05年にBS-iの「ケータイ刑事 銭形零」に主演したが、地上波の主演は初。「三姉妹探偵団」は86年に和由布子・河合美智子遠藤由美子でフジテレビで単発ドラマ化、95年には「ポッキー四姉妹物語」のCMのスピンオフ作品として、脚色された「四姉妹物語」で清水美砂牧瀬里穂今村雅美中江有里で映画化。98年には吉川ひなの鈴木蘭々野村佑香日本テレビで連続ドラマ化。
恋するドラマ - 赤川次郎ミステリー 4姉妹探偵団

朝日放送にて今月18日金曜、午後9時スタートとのこと。三次的に『篤姫』とこれがあれば、当分はもちそうだぞっと。そろそろ『ふたり』もリメイクされていいんじゃないですかね。朝日放送としては、そこんとこどうなのよ。


4. 横浜美術館で、ゴス展なる展覧会が3月26日まで開催される模様。

音楽やファッション、映画、小説など、現在、様々なカルチャー・シーンでゴス/ゴシックと形容される現象がある。本来は中世ヨーロッパの芸術様式を指す言葉でありながら、今やスタイルを超えて、ある種の生き方を示す用語としても機能している。タトゥー、ピアッシングなどの身体改造、死や病に向けられる視線は、単なる趣味ではなく、保守的な世界に立ち向かおうとする自己表現のありようそのものなのである。本展では、世界的な活動を展開する6組のアーティストによる立体、絵画、映像、写真作品、約250点を通じて、現代美術におけるゴス/ゴシックを紹介する。現代美術の領域で高い評価を受けている彼らの作品は、若い世代を中心に世界的な共感を呼ぶゴス/ゴシックの本質について、あらためて考えるきっかけを与えてくれるに違いない。
横浜美術館 - ゴス展

うはー行きてー!でもたぶん無理!


追記 メンバーから「『Cookie』2月号に掲載されている「NANA」で、ナナがハチにプロポーズしてたよ!」と教えてもらったはいいのだけれど、まだ読んでないんですよ・・・いよいよか!?いよいよなのか!?もうあれですね、矢沢あいにはここらでガチ百合展開という大英断を下していただきたい。そりゃまぁ、乙女読者は引くのかもしれんけど。あと、『ザ・マーガレット』2月号に巻頭カラーで掲載されている「環〜クルセンス〜」(姫神ヒロ)が、大どんでん返しの友情百合エンドで吹いた。いやほんとに、こういう展開は予想もしていなかったんでびっくりです。単行本に収録されたら絶対買います。マリみてのコミック版を連載していたせいか、編集部もこういう話に免疫ができちゃったのかなぁ。だとしたら素晴らしすぎる。