集密書庫の情事

skb_mate022008-08-03

1. そんなわけで、「BAZOOKA DISCO #09」が無事終了致しました。ご来場下さったみなさま、ありがとうございました。みなさまがたの、ひと夏のよい想い出になったことを祈りつつ。なお、来月にはバズーカ・ディスコ1周年記念としまして、1週間(+α)ブチ抜きで「BAZOOKA FESTIVAL」というお祭りイベントが企画されているとのこと。ボーイフレンズ・デッドも、そのうちのどこかに出演させていただくことになると思います。他にもあと何本かライブが決まっていたはず。おかげさまで、バンドのほうは順調に活動させていただいております、ありがたいことです。今後とも、なにとぞかわいがってやってくださいませ。


2. で、8月23日には第2回「没落貴族〜ein herbstadlig〜」にて、DJのほかPAなんかをやることになっております。えらく盛りだくさんとなっておる詳細は以下に。


2008年8月23日(土) 21時開場 at 心斎橋NYX door:2,000yen(+1D)

  • Live- シモーヌ深雪 / Martin Suicide / 秋葉原紫音 and NENE
  • Show- Monchi / Wita Sex Alice / Rafflesia / のぁ〜る姉妹
  • DJ's- シモーヌ深雪 / chibinova / 進 / Kenji / sion★akihabara
  • Live Painting- JAH-gaimon
  • Art- 紗耶 / 虚構陳列室 / 箱 / JAH-gaimon / mashimo / Tokky
  • Candle Art- matchpoint
  • Downer Movie Select- Mad Channel / 刻 - koku -

Relax Living Bar NYX 大阪市中央区西心斎橋1-6-21 ラ・フェニーチェビル4F
地下鉄御堂筋線 心斎橋駅 7番出口から徒歩3分


3. そうこうしつつも燃料の補給は忘れずにってことで、非常におもしろい記事を見つけたゆえ、何点か漁ってみようと思っているわけです。

BLは、男同士愛し合う人たち=ゲイ(と言い切ってやる)が主役ではあるけど、彼らを取り巻く登場人物として女性はわりと少なめな傾向で、そのせいかビアンも、そうそう見かけることはない。手持ちの本で、ビアンが登場するのはどのくらいあるのか漁ってみたところ、5作品あった。


「集密書庫の情事」(棗キカ)、「LinS」(烏城あきら)、「ハンサムは嫌い」(榎田尤利)、「コンプレックス」(まんだ林檎)、「できのいいキス 悪いキス」(鹿乃しうこ


そういえば、以前借りたマンガにもビアンが登場したなぁ……。たしか「負け犬のなんでも屋」(菅野彰 原作、麻生海 漫画)だった。まあ、これを入れて6作品として、この中で一番ビアンの女性が活躍している作品は、「集密書庫の情事」だろう。
30半ばにしてやおいにハマる - 萌えはどこかでつながってる―その4.BLに登場するビアン

BLに登場するビアンといいますと、高河ゆんの『LOVELESS』に出てくる倭と江夜あたり、百合スキーのあいだでも認知度が高いんじゃないかと思いますけど、やっぱりなかなか知る機会が少ないゆえ、こういった記事はたいへん興味深いですね。以前『スラムダンク』ネタの百合本というものを見かけて仰天したことがあるのですけれども、たしかに男だらけの中にひっそりと咲く一輪の百合というのも、それはそれでなかなかに破壊力があるもんだなぁと。コメント中の「よしなが(ふみ)さんに ビアンもの描いてくれないかなと妄想するようになりました」っていう一節に激しく共感。彼女の作品で、前に『愛すべき娘たち』の感想を書いたことがありますけど、すごくフェミ寄りなシスターフッド的感覚を強く持ち合わせた作家さんだと思うのですよ。それだけに、「女性の自立という主題がからんだ『青鞜』的同性愛」あたりを描いたりすると、すごくハマるんじゃないかと思うのです。