自己愛の繭

skb_mate022004-06-16

ひさしぶりに、ものすごく好きな音楽を見つけて興奮しています。なんて言えばいいのか、怖いぐらい自分の肌に合うっていうのかな、そんな感じ。もう生理的に好き。眠いところへ発泡酒アスピリンを6錠ブチ込んで朦朧とした頭に、すっごい艶かしく染み込んできます。今もそれを聴きながら書いているんですけど、ほんっとエロいなぁ。音楽って他の芸術と比較すると、すごく肉感的っていうか、ダイレクトに情感へ訴えかけてくるじゃないですか。新皮質や灰白質をスルーして入ってくる感じっていうのかな。もちろん自分では気付かないところで、記憶や知識が働いたりもしているんだろうけど、少なくとも、今はそんなこと微塵も思い起こさないし。こういう音楽に出逢ったときって、その感覚を表現するのに、ぶっちゃけセックスしか譬えようがないんですよね。それはわたしの語彙が貧困なせいもあるんですが、やっぱり人間って本能に支配される動物なんだな、と再認識させられるせいもあります。つーか音楽って、もうモロに煩悩じゃないですか。もうしばらく、作曲者との疑似交歓に耽ってから寝ます。ほいでは。
《today's tune》shintaro mieda / narcis and echo 1〜8