ウィニペグ発レイキャビク経由オスロ行
今よりもっと若い頃、イヌイットになってペンギンを飼うのが夢だった*1。でも住むのはイグルーじゃなくて、遠くにクリスタル・パレスを臨む氷の洞窟。喩えて言えば、可視範囲内にアルテナ城がある、零下の雪原みたいなところ。でも、もしアンジェラがいないのなら、雪の都エルランド側の方がいいかも。そしてノース・ポールを目指し、アムンゼンとスコットみたいなドラマを繰り広げたうえで、クリストファー・ロビンに先を越される、とかね。あるいは、スオミやトナカイたちが住む、ユグドラシルのふもとに位置する森。アイルランドの、エルフが住み、ドルイドがいまだ息づく森。TBSの世界遺産とかABCの世界の車窓からに出てきそうな風景とか、チチカカ湖とか、十五少年やロビンソン・クルーソーが流れ着いた島とか、コンチキ号に乗ってみるとか、あぁそうだ、ニュージーランドのマオリが住む森とか。砂漠にも、すごく憧れました*2。パリダカに、本気で出たいなぁとか。何の映画だったかよく憶えていないんですが、女の子がベッドルームで砂漠の写真集をじっと眺めているシーンがあって、「これだよ、パリに住み*3、そこから離れられないながらも砂漠に想いを馳せるこの感覚ぅ！」なんてひとりで盛り上がったり。そうですねぇ、もし行けるのなら、千一夜の頃のアラビアは言わずもがな、王家の紋章ならギザだし、いや、エジプトなら第5回十字軍の頃も捨てがたいし、もちろんギリシャもいい。オリンピックのおかげで、思いっきりギリシャの風景が堪能できそうなのが嬉しいです。そういえば池澤春菜嬢はギリシャ出身、マリ子様のお父さんはギリシャ系アメリカ人ってことで、もうたまらんです（何が？ はー、なんか疲れてますね、わたし。なんかもうすでに眠いし。だめだ・・・。
《today's tune》Fryderyk Franciszek Chopin / Etudes op10-12
