どこか暖かみを感じさせる

今週、友人たちとある展覧会へいく。わたしはまぁ、絵画には無頓着（興味はある）といった程度の知識と感受性しか持っていないのだけれども。何度かこの日記にも書いているけれど、わたしはおもに象徴主義とラファエル前派あたりを気に入っているようである。なんのこっチャイナ、という方は、なんとなくイギリス的なもんが好きなんだな、と思っていただければよいです*1。印象派はフランス的、というわけです。もちろん印象派のなかにも好きな画家や絵はありますけども、わたしのイメージするフランス的なるもの、はイコールシュールレアリスムだったりするので。シャガール大好きだし。ポール・デルヴォー・・・はベルギーか。話を戻すと、ラファエル前派のなかでも、エマ・フローレンス・ハリスン女史の作品は格別に好きです。なんというのか、自分がいろんな人の絵を見ていてグッとくるツボの粋を集めたらこうなるんじゃないか、と思う。彼女はいかにもラファエル前派らしく、さまざまな詩を題材に描いているのですが、なかでも『ゴブリン・マーケット』（クリスティーナ・ロセッティ）に材を取っているあたりが、女流画家らしくて嬉しい。彼女らの間に、実際に交流があったのかどうかまでは不勉強にして知らないのですが。それではいったいどんな絵がおれツボなのか、とくと見れ〜〜っ　http://www.intofineart.com/pharrison.htm　つってエッシャーが出てきたら笑う？笑えねぇな、別に。

*1:2〜3年前につくったデモテープのインデックスに、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスとアーサー・ヒューズを使ったしなぁ・・・。ちっとも嗜好変わってないじゃん。