脊髄反射で生きている

skb_mate022004-11-29

ほんとうにわたしは、コロコロと「こんなの全然ダメ」から「むちゃくちゃイイ!」に変わることが多い。それだけ純朴に、情報等に踊らされているということなんだろうけれど。それに、「第一印象の悪い人ほど、後に親友になる率が高い」と言うし。我ながら「どこか都合的な部分」を感じますが、もう性分なのだから仕方ないって諦めてます。なんでそんなことを言い出したかといいますと、きのう観た『魔法少女リリカルなのは』に思いっきり感動してしまったから。なんか最初は、もう「エロゲ原作のアニメに、おもしろいものはないだろう」とハナから決めつけてたんですよ。それに新房昭之さんも、『月詠』の方に力を注ぐんじゃないかなぁ、とか。それに安野モヨコさんが、「最近の魔法少女ものは元気がない」つって始めた『シュガシュガルーン』もちと微妙(肌に合わないだけかもしれないけど)だしで、「もう『魔法少女隊アルス』と『CCさくら』の再放送があるからそれでいいや」って、そもそも魔法少女もの自体に期待できなくなってたっていう感じだったんですけど。でもそんなこと言いながら、ダラダラ観てたらだんだんおもしろくなってきたんですよ。ちょうど『明日のナージャ』で、ローズマリーが黒化していった辺りみたいな感じ。以前の日記で*1「SFとファンタジーは、二卵性双生児のような関係にある」と書いたけれども、それを地でいくように、SF展開に突入してきた辺りからもうワクワクしっぱなし。他にそういうのでぱっと思いつくのは、エスカフローネFF7ぐらいですかね。その粋が、きのうの放送だったんじゃないかなと。なのはとフェイトが協力しあって、海中のジュエルシードを回収するシーンなんかはねー、もう鳥肌もんにカッコよかったですよ。演出もやたら映画っぽくて。つーか、レイジングハート萌え。