週間わたしのお姉さま

skb_mate022005-02-28

わたしは聴いていなかったのだけれど、ROUND TABLE feat. Ninoがアニメや声優ラジオにゲストとして出演していたらしい。いや、Ninoは出てなかったのかな。わかんないけど。どうやらトップ2のOPプロモ活動の一環みたいです。もともとアニオタの中には、メタルやテクノ好きと同じくらいの割合でギターポップ好きの層がいるわけだけど、いわゆる「渋谷系」の括りが完全に消滅した90年代末期あたりから、より急激にその人口が増加したような気がする。たぶんポップンの影響が大きかったのでしょう。で、その傾向にトドメを刺したのが『ちょびっツ』だったんじゃないかと思うわけです。ラウンドテーブルのふたりは、わりと無自覚だったんでしょうけど。でもやっぱり、オタク扱いされることに怯えるひとの方が多いわけですけどね。なんだろうな、言い訳しながらでもそれに接して、おもしろいなあと思えるんならそれでいいんじゃねえか?と思えるようになってきました、最近は。つーか、きょうび「萌え」などにはまったく興味がない!と言い張りつつアニメみたりゲームしたりっつーの自体嘘臭いじゃないですか。作品そのものが、キャラ立ち先行になってきてるんだし。お気に入りのキャラがいれば、それにまつわる物語がほしくなる。そういう動機でつくられているような印象を受けます。物語そのものは、別に王道でもベタでもいいわけですよ。そのキャラがもっとも魅力的に見えれば。ハローキティ再ブレイク〜たまごっち、ポストペットの大ヒットぐらいから、キャラクターつかった商売も爆発的に増えましたし。国産キャラといえばサンリオかジブリだった時代から考えると、ソニーの『MOCA』が創刊されたあたりから、かなり意識は変わってきたと思う。
まあなんだ、とにかくですね。センス良かろうが異性にモテようがオシャレだろうが、トップ2を楽しめてしまうような連中はみんなオタクですよ。だって、HPに「オタクたちへ」って書いてあるもん。いちいち言い訳すんなよ、見苦しいから。「萌え」も実感できない、落ちこぼれのオタクだってヘコむぐらいの謙虚さがほしいところです。つーか自分のことを「エセオタクなんじゃないだろうか?」って思ってるような人も中にはいるんですよ。わたしとか。

追記 岡崎律子 / Love & Life - Private Works 1999-2001
生前ファンクラブ会員限定で制作した“プライヴェート・レコーディングス”3作品をまとめて1枚のCDに収録。彼女の一周忌にあたる5月5日にリリース。実質上のラスト・アルバムといえる作品になります。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1096206