ゆっくりといこうじゃないの

コメントありがとうございます。

どうして人は自分を分類したがるのかしら / 小さな引き出しに役名を書いたラベルを貼って　その中に入りたがるのかしら / きっと役名がないと不安だからね / 私もずっとその箱に閉じこもっていたからわかるんです / でも理央ちゃんのおかげで出てこれたの / だから今は与えられた役名は何も無い / 他の人達がどう思おうがどう呼ぼうがどうでもいいんです / 私達は私達をわかっているから / ただ優しくして優しくされたい　それだけ
（榛野なな恵『ピエタ』より）

＞不治ゲルゲさん
個人としてのわたしは、100%快楽主義者なはずなのに、ある一群への帰属意識をもった途端、なにやらいろいろと考えてる風なことを口走ってしまう・・・我ながら、口ほどにもないやつ、と思います。有名なジョークに、「フランス人が1人でいると女性を口説いていて、2人寄ると議論が始まり、3人寄ると革命が起きる。ドイツ人が1人でいると研究していて、2人寄ると組織をつくり、3人寄ると戦争が始まる」ってのがありますが、わたしもそのご他聞に漏れずってとこなんでしょう。

＞ナルチインサイドさん
おっしゃる通りで、それを自然に体現できているあなたが、わたしはたいへんうらやましいです。正直、ねたましくさえ思うこともあります。ひとが互いに殺しあうのは、とても臆病な生き物だからだ、と言いますよね。弱い犬ほどよく吠える、とか。わたしがいちいち突っかかるような物言いをしてしまうのは、きっと何かにおびえているときなんだろうな、と思います。でもやっぱり、高みからひとを見下したような態度をとるひとや、達観したようなことばかり言うひとたちへの嫌悪感が先立ってしまうのもまた事実。これってなんなんだろうなぁ。ナルチ日記とか読んでいると、自分の小物ぶりを思い知らされてしまいますね。