忘却の旋律

skb_mate022005-04-08

「あ、あれ書いとこ」と思いついたすべてを忘れている。この3日間、痛み止めと総合感冒薬をかなりチャンポンしたからかな・・・。そうでなくても、ただでさえ年のせいで忘れっぽくなっているってのに。そうそう、ここを御覧のなかの何人かは御存知であろう『ネビの精霊』が、じっさいに本として出版される可能性が高まってきたらしい。とても嬉しい。実現すれば、去年の『はねむす』に続く快挙。ウェブ上でいつでも読めるのは便利だけれど、どうせならやっぱり紙デバイスで手にしたい。でも際限なく物が増え続けるのは、やっぱり嫌だ。思いきり足を伸ばして寝たい。寝返りをうちたい。ゆっくり風呂につかりたい。丸いお尻が許せない。野球選手が夢だった。しかしながら、それらがないと落ち着かないのも事実。とにかく1度、物より先に、自分の頭の中を整理すべきかもしれないな。
追記 なんと『はねむす』だけでなく、リトルウィッチの『カルテット!』アニメ化まで予定されているらしい*1。すでにあらゆるジャンルで、メジャーvsインディ、ひいてはメインストリームvsサブカルチャーという構図が崩壊しつつあるのかもしれない。市場的には、もうとっくに逆転しているだろうし。パソコンやモバイルの爆発的な普及と、ネット環境の飛躍的な向上が、それらにすさまじい拍車をかけているのだろう。わたしが中学生の頃には、まだ音楽と映画ぐらいにしか、それは及んでいなかったと思うのだけど。当時、それと冷戦体制の崩壊うんぬんを結び付けて語るのが流行っていたような気もする。80年代の相対主義ブームは、そのへんが発端なのだろうか。最近だと、勝ち組や負け組という呼び方で照れ隠ししていたりしますが。ひょっとしたら、SKBはたまたまエアポケットみたいな時期に起ち上がってしまったのかもしれないな、と思ったり。そういやDJヴァディムの曲に「ノウレッジvsウィズダム」というタイトルがあるのだけれど、もはやそのありよう自体がセルフパロディ的でおもしろいなと思った。そしてそれらが、わたしたちがノスタルジックに抱き続ける幻想をも破壊するであろうことに、一抹の不安と寂しさをおぼえる。と同時に、やっぱり少しワクワクしてもしまうのだ。願わくば、我々が淡く信じちゃったりなんかしてる<伺か何か>を、目からビームで木っ端微塵にしてほしいものである。たぶん心のどこかで、バッテン黒旗党に狩られる自分を夢見ている。そうなれば、きっとわたしはトマトケチャップ皇帝を見つけだし、どちらが先にミンチになるかのチキンレースを挑むだろうが。そして無惨に這いつくばった自分へ、「あんたバカァ?」とバリゾーゴン((C)渡邊文樹)を浴びせたい、とかなんとか。で、いま『鬼畜大宴会』から台詞を引いてこようかと思いついたのだが、どうも『自殺サークル』とごっちゃになってるっぽい。ぜんっぜんダメだ。という具合で、あたしゃもう致命的にバカですんで、いっちょ啓蒙してやってくださいよ。カモォォン、ヴォルテェェル!アニメとか、全然知らないのですが<キャバレー・ヴォルテール>は僕も好きですよ。ダダイズムの元祖的な箱でマジRESPECTですね。<屋根の上の牡牛>なんかブッ潰してやりますよ。キャバレーといえば、誰もが<クレイジー・ホース>や<ムーラン・ルージュ>を挙げますよね。<シャ・ノワール>をまず挙げるのは、もしかして僕だけ?という具合で、あたしゃもう致命的に眠いんで、いっちょ寝かせてやってくださいよ。でも、今寝たらぜったい起きられないな。いやね、なんか向かいで工事やってて、その音がうるさいのなんので一睡もできずですよ。せつないねぇ。