Sincerely yours,

あれから1年。あっという間だったような気もするし、とても長かったような気もします。いずれにせよ、気持ちのうえでは整理がつきましたけど。本当は、今晩イベントをやろうと思ってたんですけどね。相変わらず甲斐性なくて、けっきょく実現できなかった。だもんで、一晩中彼女のCDを聴いて過ごすことになりそうです。なんかいまは、とくに喪失感みたいなものは感じないのだけど、ちくちくした微かな痛みがずっとつきまとってる。当時わたしは彼女の本スレの住人だったのですが、ちょうど去年の今頃、ただのファンには知る由もないことを書いたひとがいて、わたしはそれへ煽り返したんです。1週間後、そのデマでしかありえないと思っていたことが現実だったと知ったときの狼狽ぶりは、自分でも驚くぐらいでした。家を出てからしばらく面倒をみてくれていた親戚の小父さんが自殺してしまったときでも、そこまでうろたえはしなかったんだけど。なので、心のどこかで自分もちゃんと人間らしい感情をもっているんだなって安心したりもしてたんだけど、そのときはいちいち自分を観察する余裕なんてなかったです。たがが外れたように押し寄せてくる感情を、まったく制御することができなかった。そのちょっとあとに開催されたイベントでは、ほんとみなさんに御迷惑をおかけしました。申し訳ない。で、いまアルバムを聴きながら書いてるんだけど、やっぱちょっと無理っぽい。全然だいじょうぶちゃうやん。あーーだめだ、無理・・・