おともだち

skb_mate022005-06-11

おととい「アニーよりもイライザの方が萌える」と書いたけれども、それはシャイで奥手な娘が苦手だというのと同義ではありません。シャイで奥手、でいちばんに思い出すのは、ときメモ美樹原愛(みきはらめぐみ:通称ヘルメット)です。次点はエンジェリックレイヤーのみさきママンかな。で、悪友たちとのあいだで「ときメモキャラで誰がいちばん好き?」という話になると、わたしくは美樹原愛が、と答えるのだけれども、ぶっちゃけ彼女自身にそんなに思い入れがあるわけでもなく。かといって、どうでもいいわけでもなく、いちばん好きと言うからには、きちんと理由があります。それは、主人公と彼女との出会いの場面です。細かいシチュエーションはもう忘れてしまったけれども、愛の親友である詩織からの紹介で知り合うのです。が、極度の恥ずかしがり屋である愛は、なかなか主人公の前へ進み出ることができない。で、詩織が「ほら、メグ」と愛を促すわけなんですが、そこで<きゅぴーん>ときたわけですよ。詩織が、ちゃんと友達口調で、しかも愛称で呼んでるってところに、思いっきり反応してしまったんです。極度の恥ずかしがり屋な愛が、たぶん唯一まともに接することのできる親友にくっついてうじうじ、それを優しく勇気づける詩織。くはぁ!ってわけですな。そのシーンがもっとも強烈な印象として残っているため、あまりピンの愛自体に対する思い入れってのはないんですね。つまり、主人公のことが好きな愛に対しては興味が持てない、と。詩織の親友である愛が好きだ、と。まぁ、そういうわけですわ。それでなんかまた思い出しちゃったんですけど、ママレで茗子が両親の喧嘩に耐えきれなくなって、なっちゃんのところへ「泊めて」って行った話があったじゃないですか。で、それを知った光希が「なんで話してくれなかったの・・・やっぱり私じゃ頼りないのかな」って思い悩むってエピソードがあってですね、それもすごい印象に残ってます。つまり何が言いたいかというと、ピンのキャラへの思い入れよりも、カップリングへの思い入れの方が強いんですと。なんか腐女子的発言ですけども。もちろん、ピンのキャラに対して思い入れが持てない、という意味ではないですよ。いちばんわかりやすい例が、みつめてナイトですわ。みつめてだったらプリシラとレズリーが好き、っていつも言ってるんですけど、プリシラはもう完全に属性直撃型、つまりピンの彼女に対して思い入れているわけです(遠縁に当たるライズとの絡みもグッときますが、それはまぁおいといて)。問題はレズリーです。金髪でツンデレという時点で、属性直撃型ちゃうんかと言われそうですが、よく思い出してください。彼女は、ロリィの姉代わりなんですよ。常にロリィのことを気にかけている。主人公とロリィの出会いの場面でも、ロリィを守るために容赦なく主人公を攻撃するし(もちろん誤解からなんですが)。で、レズリーとロリィの好感度が同じぐらい高くなるとですね、この人ロリィのために、自分は身を引くんですよ。ああっ、レズリー萌えっ!
で、ぜんっぜん関係ないですけど、ふたご姫やばいっすねぇ。まったくテンション落ちないっていうか、ちゃんとドラマの下地も仕込み終わって、ますます勢いよくなりそうな予感。おもしろすぎて、1話当たり平均3回は観てます。ていうかリオーネ、狙い過ぎ。きっちりやられてますが。もっと関係ないけど、こないだトップランナーに出てた蒼井優をみて、なんとなく池脇千鶴っぽいなと思った。どっちもリハウスガールやってるし、似ていても不思議ではないのかもしれませんが。芝居してるときはそんな思わなかったんですけど、素はね、かなり似てました。不思議ちゃんのギリギリ一歩手前で踏み止まってて、世を拗ねてるようで実は無関心って雰囲気。「芸能界って、ほんと自分に向いてないなと思った」ってあたりでグッときましたよ。今はそう思ってないみたいですけど。よくこれで、おはガールなんかやれてたなと。ていうか、相米慎二の遺作となったCMに出演したときの話がね、また泣かせるんですよ。うまく演技できなくて、なかなかOKが出なかったらしいんですけども、リリィ・シュシュへの出演が決まっていた彼女に、相米さんが「きちんと演技できないと恥ずかしいから、ここで努力しておきなさい」って。相米さんは彼女を高く買っていて、この先必ず大成すると信じてたらしいんですよ。で、そのままそれが遺作になったと。あと、岩井俊二が彼女へ宛てた手紙を書いていて、それもグッときた。ていうか、彼女の発言はもう完全に岩井信者のそれでしたね。わたしくもだいぶ岩井信者なんで、なんかやたら波長があったな。あ、デムパの波長ね。苺デムパ。
追記 ミニ氏に観せていただいた「十兵衛ちゃん2」の影響で、プチ増田俊郎祭り@iTunes。氏の仕事でいちばん好きな「だぁ!だぁ!だぁ!」を筆頭に、「HAND MAID メイ」「まほろまてぃっく」「デ・ジ・キャラットにょ」「藍より青し〜縁」あたりを聴きまくり。