さよならをおしえて

skb_mate022005-06-14

お伽話の中の王子は 美しき姫を救えたのに
僕は君を救うどころか 救えないまま失いかけてる
僕はどうして弱いままなの? 君はどうして僕を見ないの?
瞳と瞳 交差したまま お互いの距離遠ざけてゆく
ねえ もう一度 その顔を上げて 終わるにはまだ早すぎるから
(Rita,Blueberry&Yogurt / 扉)

くだらない、しょうもない、甲斐性がない、のないないづくしだな。あ、これ自分のことね。さっさと野垂れ氏ね、蛆虫。その身に飼う嫌悪、拒絶、嫉みに骨まで喰われてしまえ。ニンゲンという生き物が大嫌いだが、己に巣食う自我やら自尊心やらは、もっと気持ち悪い。そう思いながら、近所のおばちゃんとヘラヘラ談笑している自分を見ると、反射的に張り倒してやりたくなる。まったく度し難いな、君は。ていうかおれは。ま、氏んだら肥料ぐらいにはなれるんじゃねぇかな。ていうか、そう簡単に、楽になんかしてやらない。もっと苦しめて、苛んで、いたぶり抜いてからだっつーの、バーカ。崖っぷちまで連れてってやるから安心しろ。落ちるときゃ一緒だ、なんたって、おれはお前だからな。ゴザ巻いて路上で生活するときのことを考えると、今からゾクゾクすんぜ!ブヒ♪その頃には、もっとつまんないクダ巻いてんだろーなー。じゃ、ここらで一句。「ガラスのような ナイーブ君に 鼻フック」字あまり。お粗末様でした。

哀しい刹那 届かない想い 戸惑いと憂い 悩みと痛み
全部ぜんぶ かかえながらね
それでも幸せは この世のどこかにあるよね
人を羨んだり 自分を嘆いたり 皮肉とか迷い 投げやりな気分
そんなものを かかえててもね
幸せの手のひらを この手でつかめたらいいな
(Rita,Blueberry&Yogurt / しあわせのみつけかた)

そういえば、知らないうちに『バロック・アナトミア』の復刻版が出てたらしい*1。わたしくは、トレヴィルからの出版当時に尼崎の本屋で買いました。一緒にピエール・エ・ジルの写真集を買ったように記憶している。10年ぐらい経ってるから、乾かした牛の糞ぐらいよく燃えるだろう。焚き火にはもってこいだな、うん。とりあえずは、色気づき始めた中学生ぐらいの文学少女とかに、思いっきり軽蔑されるような人間になりたいです、今んとこ。え、もうじゅうぶんそうなってるって?そらよかったな、うん。