妖精帝國

Sarart http://www.sarart.be/
ベルギーのイラストサイト。サラ・ヴァンダーミューレンという人が描いているみたいです。童話の挿し絵ふうちょっと暗めということで、反射的にティム・バートンとかカイカイキキの人たちとか水野純子とかいしづかあつこの作風を連想してしまったのですが、こちらはもひとつ濃ゆいかんじかもしれません。やっぱりマルク・キャロとかに連なるのかなぁ。アート事情とか、まるで知らないんですけど。ま、可愛ければそれでいいってことで。


This Years Girl http://www.thisyearsgirl.org/
GrayDecay.com http://www.graydecay.com/
AUNIA KAHN//V13 http://www.auniakahn.com/
Sarartのリンク元が「This Years Girl」。写真・CGサイトなんですけど、ゴスっぽい少女趣味全開です。あとふたつも、いろいろと辿っているうちに発見。すべて女性が手掛けているサイトなんですが、まったくといっていいほど男性の被写体が出てきません。「AUNIA KAHN//V13」に数枚あった程度。で、セルフポートレートが多かったりする。「GrayDecay.com」とかとくにそう。最初、マリリン・マンソンが映ってるのかと思ったことはナ・イ・ショの方向で。そういうところも含めて少女趣味、みたいなオチをつけておく。


「百合な日々」で知ったのですが、高橋真琴の貸本漫画『パリ〜東京、さくら並木』が約50年ぶりに復刻されたとのこと。しかも内容はまんまエスだそうで、これはもう買うしか。毎年恒例の個展へいったときにでも。2冊で1セットということもあり、ちょこっとお高いのが苦しいところですが・・・。
ギャラリー 小さい芽 http://www5.plala.or.jp/gsb/


6月上旬のクリティカルヒット

あいかわらずラファエル前派から(ていうかそれ以外ほとんど知らない)、エドワード・ロバート・ヒューズの「夏至祭前夜」(めずらしくタイムリーなネタ)。思わず「これはいいきたのじゅんこですね」などととんちんかんなことを口走ってしまいそうになるほど、その筋の人たちへの影響大。ほかにも「戦乙女の不寝番」など、素晴らしい作品をたくさん遺しています。あと、エマ・フローレンス・ハリソンにも「夏至祭前夜」と似た構図の「妖精の輪」なる作品があるんですが、そちらはぷに度3割増しといったかんじでもうアレがナニです。