星の生まれる日

skb_mate022006-07-28

1. 以前この日記で、毎日新聞の立ち上げた「まんがたうん」に掲載されているWEB漫画『Platonic Supernova』のことをちらっと御紹介しました*1。で、ゆうべなんとなく今週号の毎日ウィークリーを広げてみたら、なんと一面まるまる使ってその第2話を掲載してるじゃないですか。そりゃもう、びっくりしたのなんの。「まんがたうん」から派生したフリーペーパー「まんたんブロード」に掲載されているのならまだしも(ブロードでは天広直人の漫画を連載中。ついでに、表紙イラストはひびき玲音だったり)、なんで毎日ウィークリーやねんという突っ込みを心の中で何度も入れてしまいました。毎日、本気と書いてマジだな。そんなことをつらつら考えていて、ふと思い出したのが以下の記事。

アメリカ人による漫画スタイルのコミックは、アメリカで600万部発行されている雑誌「Cosmo GIRL!」(ここで読めます。突然デフォルメキャラになったり、ノリはかなり日本の漫画ぽいです)や有力紙の日曜版に連載されたりしている反面、グラフィック・ノベルでは苦戦しているようです。正直絵を見てる限りレベルはちょっと微妙だし…。しかし文化的な違和感がないっていうのはやっぱり強いと思うので、もうちょっと時間がかかるにしても、日本製漫画のライバルになってくるとは思いますけどね。
日本視覚文化研究会:アニメとマンガの今後 レポート
http://blog.livedoor.jp/akio_live1/archives/50604498.html


2. 危ないよ 物欲注意 気をつけて

南桂子作品集 bonheur
おぼろげに浮かぶ太陽と月が照らすのは ひっそりとした時計台、どこまでも続く草原や海。繊細なレース模様のような羽やうろこを持つ小鳥や魚たちは 樹木の間を飛び泳ぎ、犬や羊を連れた少女たちは植物みたいに静かで 何かものいいたげな視線をこちらに送っている。シンプルで清楚なエッチングで、詩情的な美の世界を描く 銅版画家の南桂子(1911-2004)の、約10年ぶりに発行された作品集。
2006年、カラー、127ページ、ソフトカバー、\2,940(税込)
http://www.utrecht.jp/book/detail.php?3403