まぶしくてみえない

skb_mate022007-02-22

音楽は生活なんですよ。畑を耕して作るみたいな。(安藤裕子

1. なんかもう馬車馬のように働いてるんで、生活にまったく潤いがないのです。潤い、欲しいなぁ。みたいな泣き言を書こうと思ったのですが、なんとなく書く前に飽きたのでヤメ。「gd、あるいは田舎司祭の日記」とか「boyfriend's dead」とかミクシィの各日記とか「映画の宝石箱」とかにも記事やコメントを書こうかと思っても、まったく気力がついてきてくれません。ここまで疲れると、だんだん背中に中年オヤジの哀愁が滲み出てきてくれそうですね。いかにも喪黒福造のターゲットにされそうな、くたびれたオッサンっていいなぁ。あるいは熊みたいなマタギ系のオヤジにもなってみたいけど、いかんせんスペック的に無理があるし。で、柔道とかやってる直情径行型のオヤジに組み敷かれつつ「なんだお前、それでも男か」なんて怒鳴られながら「アヘァ〜」って悲鳴上げたり、なんてのはどうよ。どうよって言われても困りますよね。汗だくで くんずほぐれつ 男みち。って、いったいなにを書いてんだおれは。


2. 5ヶ月ぐらい読書状況を書いていないのですが、ぼちぼち読んではいます。中でも友桐夏リリカル・ミステリー・シリーズと清水マリコの嘘シリーズ、『絶対少年』のノベライズがまぁいいかなってかんじだったんですけど、最大のヒットが加納朋子のアリスシリーズ。早期退職制度を利用して脱サラし、探偵事務所を開業した壮年のオヤジと、なぜかその助手を務めることになる甘ロリファッションに身を包んだ美少女とのコンビがメインキャラでして、それだけ聞くと「それなんてバーズコミック?」ってかんじなんだけれども、持ち込まれる事件ってのがまた大した事件じゃないながら、謎解きパートでせつなさに胸がつまるような、そういうお話。他には『ななつのこ』と『掌の中の小鳥』を読んだんですけど、どちらも良かったです。んでこれから『沙羅は和子の名を呼ぶ』という短編集を読むんですけど、タイトルから連想した梨木香歩の『りかさん』級のヤツがくるんじゃないか、なんて期待をしています。