春風

skb_mate022007-04-26

14日の土曜日、zubiの結婚式に参列するため愛媛へ行った以外、とくに思い出されることもない平穏な日々を過ごしております。何をしているかといえば、相変わらず新プと漫画新刊を地味に拾っているぐらい。あとは、「百合ん百合んな吸血鬼と深窓の令嬢が廃墟と化した古城を舞台に繰り広げるお耽美な伝奇」を妄想したりとか。それだけではなんですので、読書状況なんかもちょろっと書いておきますと、夢幻と現実の混濁具合が、ほぼ同時に読んでいた姉妹愛麗しい漫画『ふかい眠りの花』(和深ゆあな)と妙にシンクロした『ドリームノッカー 〜チョコの奇妙な文化祭〜』(御影)を読み終えたところ、急に他の学園祭を舞台にしたミステリもの―もちろん百合の匂いがすることは大前提―も読みたくなり、『六番目の小夜子』(恩田陸)、『ウンター・デン・リンデンの薔薇』(栗本薫)、『西の善き魔女2 秘密の花園』(荻原規子)、『秋の花』(北村薫)などをざっとおさらい。で、ちょうど送られてきた密林のおすすめメール経由で、北村薫の新シリーズが03年に出ていたことを知り、しかもその内容が『昭和七年、士族出身の上流家庭・花村家にやってきた女性運転手の別宮みつ子。令嬢の英子はサッカレーの『虚栄の市』のヒロインにちなみ、彼女をベッキーさんと呼ぶ。新聞に載った変死事件の謎を解く「虚栄の市」、英子の兄を悩ませる暗号の謎「銀座八丁」、映写会上映中の同席者の死を推理する「街の灯」の三篇を収録』しているとあっては矢も盾もたまらず、あわてて遊びにきたミニハンドさんをつき合わせて買いに走り、ついさっき読み終えたところです。すでに発売されている続編『玻璃の天』を、とにかくはやく手に入れなくてはというぐらい(我ながら頭悪そうな修辞だと思う)萌えました。新番組関係は思い切って視聴リストをスリム化したため、わりと余裕をもって楽しめているかんじ。現段階での一押しは『エマ 第二幕』、次いで『らき☆すた』『桃華月憚』『彩雲国物語』『ロミ×ジュリ』『ひとひら』『アイマス』というぐあいですかね。なんのアテにもならないと思いますが。