神さまのBirthday

skb_mate022007-06-13

ミニハンドさんによると、彼のお気にいりである『ことばのパズル ぜのぴったん』で使用されている宍戸留美のキャラソン「Paradox」から連想される曲がなんだったか、ずっと思い出せずにいたのだけれども、きょうようやくそれがP-MODELの「A Strange Fruit」だということに思い当たったそう。作曲は、みんな大好き小西健司さんだったり。わたしは和田加奈子の「Creation my heart」という曲が浮んでいたので、逆にそれを教えたりというかんじで。こちらは坂本龍一の作曲なんですが。こうやっていろいろ繋がっていくのは楽しいですね。P-MODELといえば、『G.A.だにょ』というラジオ番組のOPとEDが福間創さん作詞(!)作曲だったりしました。んで話いきなり脱線しますが、和田加奈子の曲に「C.クロ―デルの罪」というのがありまして、これが収録されたアルバムのリリースと映画『カミーユ・クローデル』(イザベル・アジャーニが主演してたやつ)の公開がほぼ同時期だったということで、なんか妙に印象に残っています。で、「C.クロ―デルの罪」でググってみたら、昔自分の書いたレビューが出てきてかなり気恥ずかしい思いをしました。


「私にとって大切なのは"今"だけ。フィルモグラフィーなんて死亡記事と同じで年月日を並べるのは嫌い。いつだって"今"が新しいスタートなのよ」(イザベル・アジャーニ)


で、件の「Paradox」を作曲したのはナムコ社員の大久保博という方のようです。ゲーム会社の社員になってしまうと、やはり作曲だけが業務というわけではなくなってしまうため、ただ作曲だけがしたい人にとってはなかなか厳しいでしょう。今でこそあまり気にしなくてもいいのでしょうが、昔はスペックや最大同時発音数の制約もありましたし、それでも頭角をあらわす人というのは相当すごいポテンシャルの持ち主なんだろうなぁと思います。アーティストとして持ち上げられることもないし。とか言いつつ、コナミだと矩形波倶楽部(とビーマニ周辺)、コーエーだと菅野よう子、スクエアだと植松伸夫光田康典セガだとササキトモコといった具合ですぐに出てくるのだけれど、ことナムコに関しては、キリンジ兄の堀込高樹が在籍していたぐらいしか出てこないというヌルさを露呈してしまうのですね。しかしさいきんのナムコでもピカいちのできである、アイマスの「太陽のジェラシー」と「蒼い鳥」を作曲した椎名豪がやばいんで、他の作品もチェックしてみようかと思ってます。あと「9:02pm」を作曲したjesahmという方、こちらはサックス奏者らしいんですけど、突つくとすごいキャリアが出てきそう。ていうかM@STER VER.でピアノ弾いてるの島健だよ。やっぱこの界隈の人なんだろうなぁ。で、このあたりググっていておもしろいサイトを発見。いや、まぁおもしろいというかなんというか、ひさびさに「お前は俺か」といった具合で。