ブラック・ダリア

メンバーがエルロイの大ファンということもあり、そろそろ『ブラック・ダリア』のDVDを借りてこようかと。『ミッション・インポッシブル』あたりからきちんと新作を観ていないデ・パルマの現在も知りたいし(トニー・スコットも『エネミー・オブ・アメリカ』あたりから観てないな)。『L.A.コンフィデンシャル』は封切り落ちを3回ぐらい観にいきました。『ホワイト・ジャズ』は立ち読みで読破したり。今だったらふつうに買いますけど、あの頃は時間が贅沢に使えたんですね。それはさておき、ヒロインであるケイ役のスカーレット・ヨハンソンね。アメリカでは、今もっともセクシーな女性だと認識されているらしいです。『L.A.コンフィデンシャル』ではキム・ベイシンガーを使っていたし、エルロイ作品を映像化するにはセックス・シンボルが不可欠なんですね。しかしあえて、セクシーと呼ぶにはアレな彼女の画像を貼っておきます。

そしてマデリン役は、「2007-07-14 二人だけのデート」にても話題にしたヒラリー・スワンク。ここでは、なんちゃってレズビアンというかバイセクシャルというか、かなりきわどいナニな役をやっているわけですが。そしてブラック・ダリア=エリザベス役はミア・カーシュナー。かねてより彼女が主役を務めるテレビドラマ『Lの世界』を観たいなと思っていたのだけれど、ケーブルでしかやってないんですわこれが。もう放送は終わったのかな。

レズビアンバイセクシャルの女性達を中心に据えて、その生の有様を描く群像劇。題のLはLesbian(レズビアン)の頭文字、舞台はアメリカ合衆国西部の大都市ロサンゼルス。主にウェスト・ハリウッドを舞台にして撮影されるこのシリーズは、今のところはアメリカ合衆国に加えて、英国、ドイツ、カナダ、大韓民国イスラエルなどの国々で放送、日本ではFOX life HDで放送されている。DVDも発売されているが、日本語対応版はない。
Lの世界 - Wikipedia

せめてDVDを発売してくれれば、借りてきて観ることができるんだが・・・。そういえば、『血とバラ』の日本版DVDも発売されてほしいなとずっと思っているのだけれど、その気配すらないですね。同じくカーミラを下敷きにしたハマープロ製作の『バンパイア・ラヴァーズ』だとか、数年前にリイシューされたサントラ盤が流行った『ヴァンピロス・レスボス』『シー・キルド・イン・エクスタシー』なんかは出ているのに・・・。なんだか権利関係で出ないとかなんとかいう記事を読んだことがあったような気もしますが、そんなこと言わずに出してくれよ。3つぐらい買うからさ。オリジナルはフランス語だし、英語吹き替え版のビデオもあるにはあるけど、やっぱり一生ものだけに日本版DVDで欲しい。

Elfwood: Linda Westlund, 'Lolita Vampire', SF&F Art
腹いせにヘルシンキ貴腐人、Linda Westlundの描いた「Lolita Vampire」に直リンしてみました。世界はそれを八つ当たりと呼ぶんだぜっ、なんちてな。それで思い出したけど、ヘイカHPに置いてある「美女の血を吸うチョコラ」の絵*1!これもいいものだ・・・。

*1:『ドン・ドラキュラ』(手塚治虫)に登場する吸血美少女で、ドラキュラ伯の娘。母はカーミラ