my first love


1. 近所の古本屋でいろいろ仕入れ。『蝉時雨のやむ頃』(吉田秋生)とか『なんどもなんども恋をする』(KUJIRA)とか『ピュアフル・アンソロジー 告白。』とか『コミック怪 vol.01』とか。『コミック怪』の売りは、今冬映画も公開される、京極夏彦原作『魍魎の匣』(志水アキ)。画像左がその扉絵なんですけど、もうあざといまでの学園百合展開が素晴らし過ぎます。作画の志水アキは、自他共に認める「ヒゲ・オヤジ」マニアだそうなので、オヤジてんこ盛りの京極堂シリーズが描けると喜び勇んだだろうに(笑い)。COMICリュウで漫画化されている『ルー=ガルー』といい、編集か誰か、「センセ、いま漫画化するなら絶対百合要素を押した方がいいっすよ、百合要素。これ入れとけば間違いないっス!」とかなんとか入れ知恵してるのか。京極堂シリーズがコミケのミステリジャンルに君臨していることをを考えると(圧倒的に関口受け多し)、なんともニッチな需要を当て込んでいるなぁと思うわけです。京極作品に出てくる美少女を楽しみにしている読者なんて、あんまりいなさそうだし。でもまぁ、なかなかいいものです、漫画版『魍魎の匣』。けっこう好き。イケるクチのかたは、画像右の綾辻行人原作『緋色の囁き』(児嶋都)もあわせてどうぞ。けど、掲載作でいちばん気に入ったのは、後藤羽矢子のドジな猫又もの。



2. 魔女っ娘ミニーと小悪魔ミニー。さすがデズニーは物事の本質というものをわかっていらっしゃる。右下はそのへんにあったものを撮っただけで、深い意味はありません。


3. ロッテ「小梅」の話なんですけど。3姉妹の末っ子でありつつ、従姉妹が4人いるって設定には、萌え転がらざるをえない。

「小春はおしゃまで明るい性格。小梅を妹のように可愛がっています」「秋風の中で色づいたりんごを見るたびに、小彩は東京に住む従姉妹の小梅にも届けてあげたいと想いをはせるのでした」「小雪は幼い頃、大好きな従姉妹の小雪と雪の中で遊んだ事を思い出し、春の訪れと共に早く小梅に逢いたくなるのでした」
小梅と4人の従姉妹たち

パッケージで左向きがデフォルトの小梅に対し、彼女の従姉妹たちは全員右向き。小梅総受けということでよろしいか?答えは聞いてないけどね!