神無月のメイド
- 作者: 秋乃茉莉、三原ミツカズほか
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2007/02/23
- メディア: コミック
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2. 「2007-09-30 初恋はななついろ」のコメント欄にて触れた「聖セバスチャンの殉教」について少々補足。本来なら、ボーイフレンズ・デッドのブログに書きたい話題なのですが。
『仮面の告白』の主人公はこの絵を見てマスターベーションをした、そして詩を書いた。まさにそういった感興を起こさせる絵で、同性愛の男性なら魅了させられずにはおけない、非常にポルノグラフィックな作品である。他の『聖セバスチャンの殉教』、例えば有名なソドマやペルジーノ等の明らかに同性愛の匂いが感じられる絵画に比べても遥かにエロティックで"erectio"度は高い。
Gay Passage - グイド・レーニ 『聖セバスティアヌス』
検索してみると、三島由紀夫本人がそれに扮した画像がありました。雑誌『血と薔薇』の創刊号に掲載された写真だそう。
「聖セバスチャンの殉教」 モデル:三島由紀夫 カメラ:篠山紀信
同ページでは丸尾末広が同じモチーフを描いた「MIMINASHI-HOHICHI IN THE DARK」なる画像も紹介されているのですが、このモデルってどう見てもデヴィッド・ボウあqwせdrftgyふじこl;・・・失礼しました。で、モーマスも1stのジャケで同じモチーフをネタにしており、その筋の方々、とくに「ボーイフレンズ・デッドのリーダー」あたりをいたく魅了したわけです。賢明な読者諸氏ならすでにお察しの通り、「わたしの」ではなく「おれの」ボーイフレンドの死、なんですね。しかし、現実世界の自分がその舞台にあがることはないだろう、と。それはそれでせつない話です。
今週の「萌えという言葉が顔を顰めるほど嫌い(by木村カエラ)」
ミクシィの広告バナーに、こんなものがありました。まだ需要あるんだなぁ、って、お前に言われたくねぇよってかんじでしょうけど。
この手の本って、ついつい見てしまうんですよねぇ。イメージキャラのミミたんモエス(版元にまったく喜ばれない褒め言葉)。