神様、どうかふたりを逃がして

たまにはふつうの日記っぽく。土曜、夕方に起き出して『結界師』『ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-』『素敵探偵ラビリンス』『みなみけ』『灼眼のシャナ2』『Myself ; Yourself』を消化。それからミニハンド氏と合流してダベり。ラジオでチック・コリアの新録を聴いて、「まだアイアート・モレイラとやってるんだ」と驚いたりしているうちに日付が変わる。そいでもって当日分の『電脳コイル』を視聴したり、ネットを覗いたりしてから『CLANNAD -クラナド-』『スカイガールズ』『キミキス pure rouge』。キミキスが百合寄りになっていて驚く。脚本のクレジットをチェックすると爲我井徹。どっかで見たことあるなぁと思ったら、『ヴァイゼフラウ』の原作者の人だった。道理で。もっと調べてみると、なんとセンチの「雲の向こう」を作詞した人でもあることがわかってびっくり。それと気付かず、かれこれ10年ほどお世話になってたわけですね。「晶は俺の嫁」って、いちお言うとかんと(笑い)。でもって食料を買い出しに行き、またうだうだネットをしているうちに『Yes!プリキュア5』。そして『題名のない音楽会』(ナベサダが本格的におじいちゃんになってた!)『マイメロ』『ハヤテのごとく!』『しゅごキャラ!』『花より男子』と鬼の6連コンボ。さすがに疲れ果てて、しばらくCDを聴きつつ休憩。ここからメンバーと『おお振り』『電王』『グレンラガン』あたりを。それが済んでから『D.C.2 〜ダ・カーポ2〜』『レンタルマギカ』『ef - a tale of memories.』を消化。この時点で丸1日起きているのだけど、そののちラブカナくんの新居へお邪魔する約束をしていたので出掛ける。で、彼女とともに歓待してくれたのはいいのだけれど、慢性疲労と寝不足のところへ焼酎ロックを立て続けに流し込んでしまったもんだから、まったく記憶のないまま撃沈。気付くと夜中の2時。うちは寝静まっており、このまま朝を迎えるのもなんなので辞去、タクシーを拾って帰宅。とまぁ、そんなかんじの週末でした。しかしまだ8本が未消化・・・今週から『もやしもん』と『しおんの王』が始まったし、さらに情勢は逼迫しつつあるという・・・さすがに『素敵探偵ラビリンス』は切りましたけど、それも「沢城と井上麻里奈分が減るのは痛いなぁ」とかなんとか言いつつだし。とてもじゃないけど、実写ドラマやゲームまで手が回りません。それでも映画は観るんだよな・・・アホですね。


バニラ A sweet partner (スーパーダッシュ文庫)

バニラ A sweet partner (スーパーダッシュ文庫)

んで、いま読んでいるのがこの『バニラ A sweet partner』(アサウラ)という小説。大雑把には、銃器の所持が合法化された近未来の日本で、女子高生ふたりが連続狙撃事件をおこす。やがてそれが発覚し、ふたりは警察の手から逃れようとあがきながら、お互いをかけがえのない存在として意識し始める、というかんじ。最初は『ノワール』みたいな話なのかなぁと思っていたんだけど(カバーイラストをみて「おぉ、ミレイユと霧香の髪の色が入れ替わっとる」と思ったのはナイショ)、むしろ『ボニーとクライド』ならぬ『ボニーとボニー』なのかなと*1。まだ半分しか読んでいないんですが、むちゃくちゃおもしろいです。銃器のウンチクや殺人の動機には「なんだかなぁ」と思ったりしなくもないんだけど、銃撃戦とか、動きのある描写がすごく巧い。そしてガチ百合。ふたりが初めてキスするシーンには、不覚にも、いや、不覚じゃないけどジーンときたり。気になったんで書評をちょっと漁ってみると、桜庭一樹っぽいという意見がすごく多くて苦笑。まぁたしかにそうかも、ていうかそら好きだわ、おれ。そこへ加えて『ブラック・ラグーン』第7巻(広江礼威)を買ってきて読んだりしたもんだから、頭の中だけ完全にガンアクション・モードに。別にガンマニアってわけでもないんだけどなぁ(笑い)。

*1:もう少し調べてみると、『テルマ&ルイーズ』を引き合いに出されているところもちらほら。なるほど、それがあったかー。ちょっと毛色は違うけど、『ブロンドの標的』あたりもアリかもしれんですね。や、パッツィ・ケンジットが大好きだったもんで。