when they cry

skb_mate022007-11-08

ひぐらしのなく頃に解 第17話「祭囃し編 其の四 謀略」を視聴。梨花ちゃまの「私は自分の体を、他でもない沙都子のために差し出した。私の体から注射針で抜き出したものは全て、私から沙都子に捧げる薬の雫。その雫から、命の本当の重さを知り、日々後悔と自責を忘れないあなたが何かを抽出してくれたなら。それが沙都子に効かないわけがない」という台詞に琴線をブチ切られました。栗山千明の「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより、あなたが大切だ、誰かがそう言ってくれたら、それだけで生きていける」というナレーションが印象的な、公共広告機構のテレビCMを思い起こさせましたのです。ある意味、海王みちるの「はるかのいない世界なんて、守ってもしょうがないじゃない」に匹敵する名台詞なんじゃないかと。しかし、入江先生も青臭いけどいい人だなぁ。自分をどん底から救い出してくれたおじいちゃんの「誇大妄想狂」という汚名を返上するため、人の道を踏み外してしまった鷹野三四。沙都子と雛見沢を救うため、力の限り運命に立ち向かうことを決意した梨花ちゃまと羽入。それぞれの想いが交錯しつつ、いよいよクライマックスへ突入したひぐらし解から目が離せないのです。