ラブリー眼帯の秘密


1. 銀魂 第81話「女の一番の化粧は笑顔」を視聴。

代々男が務める柳生家の家督を継がせるため、九兵衛は男として育てられた。女でありながら男のような強さを求められた彼女は、同じ女として強く生きる少女・お妙にどんどん惹かれていく。その思いが高じて、借金取りのヤクザからお妙を守ろうとした九兵衛は左目を失ってしまう。幼いお妙はその時、九兵衛の左目になることを誓ったのだった。

柳生編完結エピソード。けっきょく九ちゃんの想いは周囲に「友愛」として受け取られており、お妙さんも皆のもとへ留まることになりました・・・ってことでいいのかな。ガチだったのは九ちゃんだけなんですね。お妙さんにとって、九ちゃんの存在が重荷であるような印象を受けたのがちょっと残念。テリィにとってのスザナ(キャンディ・キャンディ)とか、教官にとっての元婚約者(スチュワーデス物語)みたいな。しかし「本当はみんなと一緒におままごとしたかった」「きょうからは泣いてもいいよね。だって女の子だもん」って、そんなオチはヤダなぁ・・・キャラかわりすぎやろ。別にアマゾネスを貫いてほしいとかじゃなくて。なんか九ちゃんの描かれかたって『きまぐれオレンジロード』のあかねに通じるものがあるんじゃないかと。ヒロインに横恋慕した女の子が、トラブルメーカー的なドタバタ要員として動かされるあたり。このレベルがジャンプでできる限界ってことなんでしょうか。とはいえ、ゴールデンタイムに女の子同士のチュウを放送したのはすごいですね。ギャグっぽく描かれているならともかく、本気だからなぁ。『パタリロ』がいつの間にか終わったりってこともあったし、そのへんうるさそうなのに。まぁ本編での描写はともかく、九妙ものの同人もそこそこ数はありますし、百合分はそっちで補完っと。んで、ツインテールにラブリー眼帯の九ちゃんはいつごろ出てくるんだろう。


2. BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜 第7話「Crinum」を視聴。この作品が『シムーン』以来の自分内メガヒットへいちばん近いのは確かなのだけれど、マリといい萩乃といいあっちこっちで頬を赤く染めてはフラグを立てまくるもんだから、まったく予断が許せないといったところ。平穏な学園生活と、その裏で繰り広げられる宇宙艦隊の内紛っていうコントラストのつけかたはたいへん素晴らしいのですが、今後超展開へ転がる危険性も孕んでますし・・・。で、この回は原作の吉富昭仁自ら脚本を書いたそうなのですが、マリ、ミッチー、朱音の仲良しトリオ(3バカトリオ)が赤ちゃんの世話をするあたりが妙にリアルで微笑ましかったです。吉富先生の体験をもとにされているのでしょうか。でもって、しゅごキャラ! 第7話「ちいさなたまご!」を視聴。待ちに待った、主人公あむの妹、あみメイン回。ガーディアンの集会に出席するため、日曜に学校へ行くことになったあむ。おデートで両親も家を空けるため、仕方なく妹のあみを連れて登校。ロイヤルガーデンについたあみは、唯世のしゅごキャラ「キセキ」から学校内を冒険してみないかと持ちかけられ・・・というお話。ラストシーンで、あみの「大きくなったらお姉ちゃんみたいになりたい」というラブい告白にテレまくるあむが激カワ。やっぱり姉妹ものはガチ。で、スケッチブック 〜full color's〜 第8話「ラジカセと少女の二本立て」を視聴。第1話以来音沙汰のなかったデジカメの女の子が再登場。空の目には小学生に見える中学1年生で、天真爛漫な元気っ娘。その子が空につきまとって離れません。当初はとまどいつつ迷惑そうにしていた空だが、街が夕暮れに染まる頃には打ち解けてすっかりラブラブ(注:筆者は脳が腐ってます)に。年下が相手なだけに、そこはかとなくお姉さんぶる空が激カワ。空が描いてくれた自分のスケッチを見て「わたし、こんなにかわいいですか?」と何度も訊く女の子も激カワ。不意打ちだけに、思いっきり床を転がってしまった次第です。ていうか、葉月と夏海も仲良すぎ。そこらじゅうでサトジュンマジックが炸裂しっぱなし、もう萌える萌える。それはもうおもしろいぐらいに。や、ぶっちゃけ『ARIA The OVA - ARIETTA -』のテレビCMで、「アリシアさん、どうしてわたしを選んでくれたんですか?」という灯里のモノローグを耳にするたび、うっすらと涙ぐむキモい人なんですけども、わたし。だいたいこんなかんじかな。