クララのいくじなし!もう知らない!

skb_mate022007-11-29

1. 前回の勢いを維持したまま、引き続き『AIR』を全話視聴。改めて思ったんですが、マコピーシナリオが『フランダースの犬』なのは言うに及ばず、これって『アルプスの少女ハイジ』ならぬ『フランクフルトの少女クララ』だなと。別にラストシーンだけを取り上げてそう言ってるわけじゃなくてね。ていうか『BLUE DROP』の萩乃とマリの関係も、クララとハイジに見えてしょうがないんですが。この記事のタイトルに採ったセリフを言い放ったハイジの気持ち、それを悟り、反射的にハイジを追いかけようと立ち上がったクララの気持ち、そんなことを考え出すともうね、アレでナニなわけですよ。うーん、ダメすぎる。そんなわけで、いろいろと感じ入ったところをメモ。

目先のことに囚われている状態から放たれ、ふっと気持ちが軽くなる瞬間が好きだ。またすぐに目先のことに囚われるのだけれど、だからこそ、肩の荷を降ろす爽快さを反芻できる。いつまでも変わらないものなどあり得ない。老いる。朽ちる。腐る。記憶は薄れる。それでも生きて、生きて、どんな時にも投げずに生きて。そうしていつかは死に、その肉も名もやがて土になる。流木は波に揺られ、木の葉は風にざわめく。自分たちが引き継いできた色々なものを、子供たちがまた引き継いでゆく。いつかあったことと、これからあることの間に、×マークをつけてカップリングできる人間でいたい。静かに変わってゆく世界が、美しいと思う。いつか空や太陽が消えてなくなる、その日まで。


2. 定例の購入物。けっきょく16日に東京へ行くことにしたため、そこそこに買い控えてみました。『君に届け』5巻(椎名軽穂)、『お兄ちゃんと一緒』8巻(時計野はり)、『ういういdays』5巻(犬上すくね)、『もうすこしがんばりましょう』4巻(山口舞子)、『ちこりん日記』1巻(山野りんりん)。そういや、しゅごキャラガンスリなんかも出てるんですよねぇ・・・めんどいから、あとはアマゾンで買おう。うん、そうしよう。