黒い女神

ワルキューレの栄光(1) (BLADE COMICS)

ワルキューレの栄光(1) (BLADE COMICS)

大人気ゲームキャラクター・女神ワルキューレの伝説的冒険に秘められた真実!待望の第1巻登場!(版元の紹介文より、って、みじかっ!もっとこう、なんかあるだろう!)

ワルキューレの降誕』に続き、なんと本編まで描いていたなんて・・・ッ!連載を追っているわけではないのでまったく気付かず、本屋で見かけてびっくり仰天、あわててレジへ直行した次第。とりあえず、ヴィオレットがしっかり登場するのに一安心。あいかわらずの小姑ぶりですが、ワルちゃんの能力を認めていずれは自分の後継者に・・・って話を振り、「まさかあなたからそんな言葉を聞くとは」と返されて照れるあたりにモエス。これで死と破壊を司る、漆黒の戦乙女ドゥンケル(黒ワル)さまが再登場してくれれば言うことなしなんですけどねー。「降誕」でのクシャナ殿下×ナウシカ的なツンデレ×ツンデレ展開に身悶えた一読者としては、期待せずにおれません。なんつーか、狙ってやってるわけじゃないのであろうあたりが、さらに萌えを加速するんですよ。んで、このときいっしょに買ったまんがとか。以下、一言感想を。あ、『西の善き魔女 外伝』買い忘れてるな。まぁあとでいいや。
ガンスリンガーガール』第9巻(相田裕
アンジェに来るべき時が来た巻。悲劇とは、悲しいことを悲しいと思えないこと。キャラクターたちのけなげさやひたむきさはわたしたちの胸を打ちますが、当人たちはただ光が射すほうへ手を伸ばしているだけなんですよね。まぁ、それこそがドラマツルギーなのかな。しかし、じきにクラエスも・・・と思うと胃が痛くなります・・・。
異国迷路のクロワーゼ』第1巻(武田日向
GOSICK』の後書きで『やえかのカルテ』(この頃は高木信孝と見分けがつかなかったけど)に続く連載を始めたことを知り、wktkで待っていた単行本。その前に大傑作の短編集『狐とアトリ』が出たわけですけども。『GOSICK』仕事で得た知識や資料を積極的に活用したのであろう、蝶々夫人ならぬ蝶々少女の細うで奮戦記。背景の描き込みがエゲツナス。アリス嬢はやっぱり釣りなのか?釣りなんだな?よーし、お父さんガッツリ飲み込んじゃうぞー!
『友嬢サバイバル』第1巻(中村世子
一介の庶民がお嬢様学校に・・・はよくある展開ですが、こちらはその逆。虚栄のかがり火を消しきれない没落お嬢様が、喧嘩を繰り返しつつも徐々に団地っ娘の「寄せ鍋でその凍った心を溶かしてやるゾ」的なあったかさに惹かれてゆくという激萌えなお話。花ゆめコミックス「今月のおすすめ」だそうですが、女子読者の反応はいかがなもんなんでしょうねえ。
『君とひみつの花園』第2巻(林みかせ
絵だけ見てたら、これほど萌えるまんがもないんですけどねえ・・・藤は「ついてる」からなぁ。けど、これって見方を変えれば「見た目がすごくかわいい女の子でも、性別が男となれば恋愛対象になりうる」ってことなわけで、百合萌えをこじらせた方ならなんなく萌えられるハズ。いうたら『舞-HiME』の女子向けカプ、巧海×晶と同じパターンですよ。心眼で見るんだ、心眼で・・・ッ!と言いつつ、ナツお姉さまを男なんかに渡してたまるもんですかと結成された「お姉さま警備隊」にはガチで萌えました、笑い。
会長はメイド様!』第4巻(藤原ヒロ
作者のヘンタイぶりが、あますところなくダダモレになっていて可笑しいです。なんかもう、鬼畜攻め×強気あるいはヤンチャ受けのやおい本描いたほうがハマるんちゃいますかっていうかんじ。振り回される美咲がもうかわいーてかわいーて、笑い。んで女子読者的にはいらない子なんだろうけど、もっとさくらを出してください!



もっけ 第9話「エンエンラ」を視聴。プチヤンデレの佐保さんキター。この佐保さんといい、静流お姉ちゃんは変わった女の子に好かれることが多いなぁ。誘い受け体質なのか?しかし「お姉ちゃん、佐保さんのこと考えてんの?」「そうだね、うん、考えてた」だの「お願いです、これからも仲良くしてください」「わたしはもっと佐保さんとは、別のお話もしたい。これからは、こっちのものもしっかり見ていきましょう、わたしもご一緒しますから」だの、きわめつきは「もし少しでも佐保さんの風になれるなら、わたしは嬉しい」だのと、そんなにわたしを喜ばせたいですかそうですかって展開にはこれでもかと言わんばかりに悶えました。そういや、ようやくお転婆分の足りないアニメ版瑞生のキャラにも馴染んできました。いい傾向なんだかよくない傾向なんだか。