少女イズム その1

ここから3回に分けて、連想ゲームを。



1. ムンクについて補遺。彼が何度かモデルにしている、オッティリー・シーフラーという女の子のポートレート。これがもうかわいすぎ。彼女の父親はグスタフ・シーフラーという地方裁判所長で、ドイツ表現主義ブリュッケ派の熱心な支援者だったそう。


不思議の国のアリス・ミステリー傑作選 (河出文庫)

不思議の国のアリス・ミステリー傑作選 (河出文庫)

2. 鑑賞後、奴股に見せびらかした本。ここに収録されている小栗虫太郎の「方子と末起」という短篇が直球のエス作品であると「みやきち日記」で知り、アリス絡みならなおさら買っとかんとと買い求めたもの。
青空文庫 - 小栗虫太郎「方子と末起」
青空文庫 - 夢野久作「少女地獄」
「方子と末起」そのものは上記リンク先の青空文庫でも読むことができます。「少女地獄」はエスつながりってことで。


乙女のロマンス手帖 (らんぷの本)

乙女のロマンス手帖 (らんぷの本)

3. 勢い余って美術館の販売コーナーで買い求めた本。このらんぷの本シリーズって『女學生手帖 大正・昭和 乙女らいふ』しか持っていないのですけど、河出書房新社のサイトで調べてみると、ものすごくたくさんのタイトルが出版されていました。しまった。