レンズの向こうの人生

skb_mate022008-02-13

1. 日曜は「BAZOOKA DISCO #03」というイベントに出演してまいりました。機材トラブル等に見舞われ、ご来場下さったみなさまにはたいへんお見苦しかったものと思います。申し訳ございませんでした。時にはこういうことも起こるもの、メンタル面のよい鍛錬になった、と前向きに捉えてゆく所存です。で、来月の「BAZOOKA DISCO」へ振り替え出演(?)することも決定いたしました。ご都合のつくかたは、ぜひぜひ。


2. 市川崑が92才で亡くなった。しかし、彼についてわたしごときが何を語れるだろう。その偉大な足跡に、心よりの敬意を。


注目の映画  アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

誰もが彼女の写真を目にしたことがあるほどの一流のポートレイト・フォトグラファーとして、商業的にも輝かしい成功を収めた今もなお「倒れるまで仕事をする」という彼女を、突き動かすものとは・・・? 華々しいキャリアのスタートであるローリングストーン誌から、ハイファッション誌へと活躍の場を広げる彼女の姿を、世界中のセレブリティへのインタビューや、撮影裏話を基に描き出す。プロフェッショナルの仕事人として、女として、母として─。時に悩み、傷つきながらも、強く、そして自由に生きるアニーの姿に、あなたも、きっと勇気付けられる。

こんな映画が撮られていたんですね。忘れずにチェックしなくては。今週末より、全国順次ロードショーとのこと。以下関連記事を。


アニー・リーボヴィッツとスーザン・ソンタグについて 「2006-08-15 夜と霧」
クララの森・少女愛惜 : リー・ミラー:LEE MILLER


TOKYO!

「東京って何?」という問いかけに、人はいろんなイメージと言葉で答えを探そうとする。……大都会、未来、欲望、希望、絶望、憧れ……。一見無機質で、ひたすら雑多で不条理なこの都市を、3人の海外の監督が読み解こうとする試み、それが『TOKYO!』である。『殺人の追憶』『グエムル―漢江の怪物―』とまさに今、世界で最も旬な監督ポン・ジュノ。『エターナル・サンシャイン』以来、独特のロマンティック・コメディを確立し、現在も『恋愛睡眠のすすめ』がヒット中のミュージッククリップ界の鬼才ミシェル・ゴンドリー。そして、『ポンヌフの恋人』で世界を沸かせ、『ポーラX』以来の新作を待たれているアンファン・テリブル(恐るべき子供)レオス・カラックス。あらゆる人と物を飲み込んでうごめく“TOKYO”という生き物が、東京を知らない海外の映像作家たちによって、思わぬファンタジックな姿を与えられるだろう。

ヴィム・ヴェンダースの『東京画』とか、ジャン=ピエール・リモザンの『トーキョー・アイズ』とか、ソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』みたいなもんでしょうか。『ブラック・レイン』は大阪だし。晩夏に全国ロードショーとのこと。