ふたりの女

1. フーケの『水妖記 ウンディーネ』を読み中。中高生のころにいちど読んだことがあるのだけれど、憶えているようないないようなってかんじ。ウンディーネがいかに美しく奔放な少女であるかがクドクドしく描かれていて楽しい。でこれ、もとはパラケルススの考案したキャラ設定だそう。ドイツロマン派の代表作とあって、奴股がホフマンの『砂男』とか『メトロポリス』（はフリッツ・ラングだっけ？）とかにカブれて、やたらすすめてきたことが思い出されます。いや、ニンフェットに目ざめた頃のほうが大きいかな。谷崎の『痴人の愛』のナオミとか、ブルトンの『ナジャ』とか。そういえば、ミニハンドさんからマックス・エルンストの『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』をいただいたことがありました。その節はありがとうございました。おかげさまで（？）、あれから聖テレーズのグッズを蒐集しはじめました。聖ウルスラのグッズも欲しいんですが、ぶっちゃけ財政的に厳しいです。ああそうそう、奴股からアンジェリクなる修道院長（だっけ？）のおわした女子修道院のことも詳しく聞き出さなくてはなりません。ていうか貸して。まったく少女道ってやつは、奥が深すぎてナニですな。いや、楽しくてしょうがないんですけどネ。（眠すぎて思いつくまま適当に書いてます）そういやこないだ、駅前の古本屋でアポリネールとか富士見ロマン文庫なんかの鉱脈を発見。根こそぎいきたいところだけどお金が・・・。がんばって働くか・・・。

2. このクライマックスのシーンって、英国映画協会から『14歳までに見ておきたい映画』上位10本の中に選ばれた百合映画『ショー・ミー・ラヴ』っぽくないですか？　キャラ的には性格設定が真逆なんですけど、どっちも惚れる側がむちゃくちゃ可愛いんですよねー。
UK Style : 英国映画協会が選んだ『14歳までに見ておきたい映画』
ショー・ミー・ラヴ - Wikipedia

3. ニニンが小雪伝。あー、それが言いたかっただけです。すいません。

4. パンナ姉妹2ショットその2。さらにアリスを添えてみる。背景は『ローズ･イン･タイドランド』のDVDです。

メモ　少年サンデーの背表紙に『アオイシロ』の広告が。あと、金田一蓮十郎初の百合コミックスとなる『マーメイドライン』の帯推薦コメントがくらもちふさこ。触発されて、自分でも描いてくれないかなぁ。