蒲公英草紙

『蒲公英草紙―常野物語』（恩田陸）を読了。明治初期の地方都市を舞台とした常野三部作の第二部にあたる作品でありつつ、現代が舞台である『蛇行する川のほとり』と空気感を共有するガチな少女小説でもあります。もうね、聡子様どんだけっていう。これもたいへん素晴らしかった。激しくおすすめの一品です。そして、少女ヌード写真で知られる清岡純子の『女と女 レスビアンの世界』をゲット。ホクホクです。

清岡 純子 （きよおか すみこ、1921年6月22日 - 1991年10月17日）は写真家。特に少女ヌード作品で知られる。1921年に子爵清岡長言の二女（五人兄妹の末っ子）として京都市に生まれる。京都の名門華族・清岡家は菅原道真の子孫で、長言は貴族院議員で大正天皇侍従職。また母親の峯子も子爵家である唐橋家の出で、こちらも遡ると菅原家を祖とする同族である。写真家として新日本新聞社、キネマ画報社、新歌舞伎座を渡り歩いた後、1965年東京に移りフリーとなる。報道写真のほか、日本におけるレズビアン活動の先駆者として『女と女 レスビアンの世界』（浪速書房、1968年）、『レスビアンラブ入門 心に愛を唇に乳房を』（池田書店、1971年）を出版。「ビーナス'74展」(ポーランド国際芸術写真協会、1974年)、「世界写真展」（ドイツ・シュテルン社主宰1972年）で写真賞を受賞。1977年の『聖少女』を皮切りに『白薔薇園』、『プチ・トマト』シリーズなど少女ヌードを次々と発表し有名になった。
清岡純子 - Wikipedia

とにかく仕事がたいへんで、蓄積される疲労度も右肩上がり。ほんと時間がありません・・・。なので、その他買い求めたものを適当に。全部は思い出せませぬ。

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