遥かなる蒼

1. 先週の土曜、「POP STEP PICNIC」というライブイベントを観に、心斎橋somaへ行ってきました。同行者はthefuturenowさん、ミニハンドさん、藤さん。目当てはエイプリルズのサポートで鍵盤を弾くソランジュ・ハセさんだったのだけれど、Hazel Nuts Chocolateも相変わらずカッ飛んでいておもしろかったです。あと、みやむーやゆかなとは(たぶん)関係ないFurilなるデュオが出演しており、これが梶浦由記の曲をゆかりんが歌っているというような印象でして、なかなか興味深く鑑賞させていただきました。終演後、thefuturenowさんとごはん。小一時間アツいトークを交わしつつ、近頃まったく使っていなかった脳の部位が活性化されたような気になってみたり。翌日曜、案内を引き受けてくれたミニハンドさんとともに、ソランジュ・ハセさんとソランジュ・ユミさんを中之島大阪城通天閣界隈〜日本橋という具合で連れまわす。海外出張から戻ってきたばかりでお疲れにもかかわらず、こういう場面でますます役立たずなわたしをフォローしてくださったミニハンドさん、せっかくの小旅行なのに、ヘタレすぎるホストぶりにも明るく応じてくださったソランジュ・ハセさんとソランジュ・ユミさん、本当にありがとうございました。この場を借りましてお礼申しあげます。なんかこう、人としてもっと成長したいものだとつくづく思わされました・・・。


2. 塩野七生の処女作である『ルネサンスの女たち』を読み中。塩野作品を読むのは、じつはこれが初めて。膨大な原史料にあたって書かれた小説でも歴史書でもない物語との評判どおり、ちょうど『ARIA』の12巻を読み終えて大泣きしたところというのも手伝って、その世界へぐいぐいと引き込まれるかんじ。文体そのものが特徴的というわけではないのだけれど、ところどころに「〜なわけだが」調の小さなオチが挿入されるスタイルがおもしろいです。文章には構成力や描写力が大事なのはいうまでもないことですが、けっきょくわたしがいちばん気にするのは、そういう語り口かもしれない。こないだ川上未映子を読んだとき、まるで金井美恵子みたいだなと思い、そのせいかサクサク読めたことを思い出しました。それはさておき、これを読み終える頃には、「2008-02-06 ばら物語」で挙げた作品群の理解度というか、身近度が格段にアップしそうです。わたしの萌えツボを直撃しそうな第3章のカテリーナ・スフォルツァをはやく読みてぇ!


3. きょう買ってきた本。『マイガール』2巻は、こないだ買ったもののリストに入れるのを忘れてた。


青い花 3巻 (Fx COMICS)

青い花 3巻 (Fx COMICS)

それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)

みなみけ(5) (ヤンマガKCスペシャル)

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しゅごキャラ!(6) (講談社コミックスなかよし)

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マイガール 2 (BUNCH COMICS)

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