少女には向かない職業


1. 「2006-01-11 星祭りの夜」にて話題にした杉本深海さんが、『FRaU』4月号の表紙と特集ページのモデルに起用されたということで、さっそく買ってきました。どのカットもページをまるまる使ってどーんと載せられているのはいいのですが、いかんせんどアップすぎて、言われなきゃ誰なんだかわかりませんでした(笑い)。しかし地道に仕事をがんばっているんだなぁ、と思えて嬉しかったですね。わたしもがんばらなきゃなぁ、とシミジミ。


2. 桜庭一樹の『少女には向かない職業』読了。『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』、『推定少女』に続く「さびれた町でふたりの少女が出会い、少女ならではの困難と向き合いつつ成長してゆく」シリーズの3作目にあたる作品なんですけど、個人的にこれがいちばん良かったです。もっともまっとうなミステリ仕立てになっているところもポイントなんですが、それよりも『GOSICK』シリーズっていうかヴィクトリカを描くときの手癖がそのまま出ちゃってるっていうか、なんかね、主人公となる少女ふたりの台詞や仕草がいちいち可愛いんですよ。でも、そこに「男の子を萌え萌えにしてやるゼ」的な意図はまったく感じないんです。たぶん、桜庭一樹の考える少女と、わたしのなかの少女イデアが絶妙にマッチするからじゃないかなと。しかし、この作品がリアル10代の少女たちにヒットしたというのはとてもよくわかる気がします。『バトル・ロワイヤル』や『ひぐらしのなく頃に』が、少女たちに受けたのと同じ理由で。なお『少女には向かない職業』は、GYAOオリジナル番組としてウェブドラマ化されました。


3. 「2007-12-18 この空と大地の出会う場所」にて触れました通り、今秋『魔法遣いに大切なこと』3作目の北海道編が劇場公開されるわけですが、それにあわせてテレビアニメの放送も決定したとのこと。まだだ、まだ終わらんよ、ということなんですかね。その他にもカトウハルアキの『ヒャッコ』、ヤスダスズヒトの『夜桜四重奏』のアニメ化が決定したとのことで、テレビ放送されるのか、OVAやネット配信なのかは不明ながら、個人的に楽しみにしたいところです。そしてまだ終わらんよと言えば、4月17日発売の週刊ヤングジャンプ20号から、なんと『ローゼンメイデン』が連載再開されるとのこと。ピーチピットとしては初の週刊連載となるだけに、嬉しいながらも「だいじょうぶなんかいな」といらぬ心配をしてみたり。


4. きょう買ってきた本。

RED GARDEN 3 (バーズコミックス)

RED GARDEN 3 (バーズコミックス)

Dark seed 3 (バーズコミックス ガールズコレクション)

Dark seed 3 (バーズコミックス ガールズコレクション)