立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

skb_mate022008-05-17

1. ゆうべは一晩中ベリキュー分というか、主にりしゃみや分を補充。しかしまぁちょっと目を離していた隙に、いろいろあったみたいですね。

ハロコンSSAの日曜昼公演(超良席だった)の最後のほう、出演者がメインステージに勢揃いする場面で、栞菜がベリーズの誰か(あんまり動揺して忘れた 梨沙子千奈美)とチュウ(マウスtoマウス)してるのを見つけたんですが、その後どこでも話題になってなくて、あれは自分の妄想が生み出した幻覚だったのだろうかと思っていたのですが…(栞菜のほうから迫ってた)
ドドンガドン音頭(テンションあげ子 with ℃界隈合唱団)- 2007-08-05 栞菜レズ疑惑

ばりなちゃん((C)中尾プロ)のファーストキスの相手も女の子で、当時その小学校では(女の子同士の)マウスチュウマウスが流行っていたんだそうな。『恋愛診断 - 制服のイブ』のメイキング映像でも、監督から「女の子同士でキスしたりするものなの?」と訊かれた川原真琴が「しますね」って答えていて、相手役の荻野なおが「え、そうなの? まったく近頃の若い子はませちゃって」とびっくりしたりしてました。「女の子同士の恋愛についてはどう思う?」との質問には、ふたりとも「全然ありでしょー」と答えていて、ちょっと感激しましたね。もちろんそういった感覚は環境にもだいぶ左右されるでしょうから、そのまま一般論にはならないわけですけども。で、思い出したことなんですが、自分にはYちゃんという幼馴染みがいたんです。子供心にも、色白で妙に唇の紅い艶っぽさが大人びた雰囲気だなぁと思わされるその女の子とは、夫婦ごっこやお医者さんごっこまでする仲だったのだけれど、彼女は小学3年の頃に東京から引っ越してきたKちゃんという垢抜けた美少女にぞっこんになってしまって、わたしは次第に放置されるようになってしまったんです。その頃になるともう相手のことを女の子として若干意識もしていましたから、抱き合ったりいたずらっぽくキスしたりするそのふたりの世界に、とてもじゃないけど自分は踏み込めないなと、嫉妬する気すら起きませんでした。それになんというか、すごく絵になったんですよ、彼女たちふたりは。外から眺めることに、至福を感じ始めたというか。そのふたりとは、学年が上がってクラスが離れてから疎遠になってしまったので、いつまでその関係が続いたのかはわからないんですけど。で、高校のときにもクラスにすごく仲の良い女子が一組いて、あのふたりはできてるってのが通説になっていたりしたんですけど、みんなそういうもんだと思っていたのか、特に騒ぐ人もいなかった。というか、自分の楽しみに夢中で、いちいち他人の関係にまで首を突っ込む暇な人間がいなかっただけなのかもしれないし、女子のみのグループからは色眼鏡をかけて見られていたのかもしれないし、それはわからないんですが。で、何が言いたいかと云いますと、ハロプロオタのあいだでは、もはや百合萌え、カップリングは標準仕様らしいんですね。

流れの激しいモ娘(狼)の底のほうで、ひっそりとしかし確実に息づくカプスレ。(あやみきとかいしよしとかやじうめとかがメジャーどころかしら)あれにはびっくりした。「モーヲタ腐女子化」なんて呼んだら怒られるだろうか。狼でも腐女子叩きスレはちょくちょく見かけるし、彼らは多分自分たちが本質的には腐女子と大して変わらないなんて気付いてないのだろう。「腐女子化」なんて「動物化」みたいな字面であんまり面白くないので多くは語りたくないけど。受け攻めカップリング論争が特に存在しないのがヤオイとの違いだけど、ヤオイでも「受け×受け」は百合って言うしなあ。少女は挿入される生き物ってのが彼らの大前提だからカプヲタは受け攻めカップリング論争しないのか?
おんなのこに萌える日記 - 2007-06-15 「女の子萌え」では「萌え」の半分しか語れない

おそらく、仕込まれたPUFFYやTATOOの百合演出に萌える感覚とは、水源も水脈も次元も違ったところから自然発生したっぽいところがじつに興味深い。わたしの記憶によれば、おニャン子にしても女子校っぽいノリはあったものの、百合的に萌える男子なんてまずいなかったと思います。むしろ自分の推しメンがいかに他のメンバーより優れているかっていうような不毛な論争を、延々とやりあっていたんじゃないかな。まぁカプ論争もレベル的には大差ないんだけれど。おそらくそのあたりを踏まえ、AKB48に百合を導入した秋元康はやはり商売上手な人なんだなぁと。百合的な文脈だと、やはりSPEEDはでかかったですね。バックステージで「美しいよ、多香子」としなだれかかる寛子の姿に、バチッ! と百合萌えスイッチが入ってしまったことを、いまだ鮮明に覚えています。あのふたりのいちゃつき方もハンパなかったなぁ。その後ブログで、多香子が重度のシスコンであることを知り、「あぁ」とほくそえんだり。あのあたりで百合に開眼したアイドルオタも多いんじゃないでしょうか。メンバー同士でいちゃつくこと(含チュウ)がファンにとって激しく燃料となることを熟知していらっしゃるのは、やはり男性アイドルのほうでしょうね。去年の暮れに渋谷を訪れた際、109メンズの巨大な壁面広告でhydeがtetsuにブチュッと、kenがyukihiroをベロッとやっているのを目にしまして、「あんたらはほんとにサービス精神旺盛だな!」と笑ってしまったものです。
参考 ねば玉の戯言 - 2007/11/20 ラルク、渋谷で熱いKISS←そこまでしろと誰が言った←心の中で私が言った 


2. タイトルで「おおっ」と身を乗り出し、本文を読んで萎えたニュース。

ウッディ・アレン監督の新作ドラマ「Vicky Cristina Barcelona」が、08年末とも09年初頭とも言われる全米公開の際に、全米の映画館を騒然とさせるだろうと米タブロイド紙ニューヨーク・ポストが報じた。というのも、同作にはスカーレット・ヨハンソンペネロペ・クルスのエロティックなレズシーンが用意されているというのだ。同紙の記事は「圧倒され、ショックを受けるだろうよ。何しろ、ペネロペとスカーレットが(写真現像用の)赤色ランプが灯る暗室の中でナニを始めるわけなんだ。観客はそのシーンに息を飲むだろうね」と記している。それからハビエル・バルデム扮するペネロペの元夫との3Pに発展するという。
【eiga.com 映画ニュース】 スカーレット・ヨハンソンとペネロペ・クルスのレズシーンに話題騒然! 

3Pて。あれですか、奔放な性がうんたらかんたらみたいな。アレン空気嫁