ライオン


いまごろ言及するのもどうかと思うのですが、『マクロスF』の新OPがやばすぎで吐血しそうだぞと。主題歌「ライオン」のジャケットといい、露骨なまでのあざとさにとまどうすべもなく持っていかれるかんじ。まじぽかのときみたいに釣られちゃってもいいかなと思いつつあるです。これってやっぱり、吉野弘幸の差し金なんだろうなぁ。ふたりがよきライバル以上の関係になることはありえないんでしょうけれども、燃料だけはしっかり投下してくれた感がありますんで、わりと満足してるというかなんというか。ゼノグラシアとは違うぞと。あまりに関係が悪化しない限り、それなりに楽しんで視聴を継続できそうです。

しっかしこの構図、ほんと萌えるな。なんだか勢い余って、激しくデジャヴをおぼえるふたりをあわせてみたのですが、いかがでしょう。恋愛が絡むと友情は木っ端でしょ的なお約束をものともしなかった、男子向きラブコメの金字塔だと思うのですが。いま思えば、ドロドロした関係を見ないですむための予防線を張っていたのかな、というイジワルな見方もできなくはないですけどね。しかし、まどかに一目惚れするあかねといい、まどかをお姉さまと呼んで追っかけまわすアニメオリキャラといい、そっち系の属性がそこかしこに散りばめられていたからなぁ。同時期の有名な三角関係ものといえばあだち充の『みゆき』がありますけれども、そっちはあまり食指が動かなかったんですよ。なんでだろうなんて考えていたら、「百合こころ」でおもしろい記事を見つけてしまいました。

私の地方ではこの作品の前に あだち充「みゆき」を再放送しているのです。(な、なぜ深夜に??しかも新番組の前に??) 観たのは4話だったのですが、この中で若松みゆきが(女子校について)「女ばっかりなんて不健康だよ」とか言いやがっていました(怒)
百合こころ - 「極上生徒会」4話

おお、なるほど。そういう前提で描かれていたからなんですね。しかしまぁ世の中というのはわからないもので、ダブルみゆきの百合同人誌なんてのも、それなりの数つくられていたみたいです。対してオレンジロードのまどかとひかるは、当初やさぐれたヤンキーっぽいキャラとして描かれていたので、そういうジャンルで不文律となっている「熱い友情」ありきだっただろうから、同じように語ることはできないんですけど。そういう流れで進めると、やっぱ『スケバン刑事』とか『花のあすか組!』っていいよなって話になっていきますよね(笑い)。『下妻物語』もその延長線上にあると思うし。で、明日っていうか今日は第2回「没落貴族〜ein herbstadlig〜」があるです。そろそろ準備しなくっちゃー。