シス魂

skb_mate022009-01-15

YouTubeを利用するようになって、最大の恩恵はなんといっても、ロミー・シュナイダー版『制服の処女』を英語字幕つきで全編視聴できたことだったのですが、「クララの森・少女愛惜」にリオの話題が上がっているのを読み、ひょっとすると・・・と思い立って検索してみると。これがねぇ、ありやがりましたのですよ。妹のエレナと共演している映像が。いちばん度肝を抜かれたのは、『ロシュフォールの恋人たち』の双子姉妹、その名もソランジュとデルフィーヌに扮して、劇中歌を歌っているテレビ番組のもの。こんなの、よく保存してあったなぁと感心するとともに、よく思いついてアップしたなぁといい意味で呆れてしまいます。

YouTube - Les Demoiselles de Rochefort avec Lio et Helena

あと、ブリジット・バルドーの『ハーレー・ダヴィッドソン』とか。

YouTube - Lio et Helena "Harley Davidson"

ふだん、普通に利用するぶんには漠然と「便利だなぁ」ぐらいにしか思わないのだけれど、まだネットが普及していないころに、血眼になって捜していたものであったり情報であったりが、あっけないほど瞬時に呼び出されるのを目の当たりにすると、やはり時代は変わったのだと身に染みますね。もちろん、あって当たり前の世の中になれば、それまでは「ある」か「ない」かに集中していた関心が、それをどう使うのか、すなわちユーザー自身へ向かっていくのは必定。作るのも人間、使うのも人間。自分がそれを手に入れた、入れることで、どうするのか、どうしたいのかをいつも考える必要があるのだろうなぁ、というようなことを思わされましたです、はい。デジタルネイティヴは、いちいちそんなこと考えなくともよいんだろうけど。とか言いつつ、次の瞬間「やっぱり姉妹愛は宇宙の法則やで」とにやける俺キモス。