ボク、男の子だよ? それでもいいの?


1. 続 夏目友人帳 第3話「妖退治 湯けむり行」を視聴。って、ちょwww なんですかこのけしからん萌えエピソードはwww 名取さんに誘われ、温泉旅行へいくことになった夏目きゅん。入浴シーンで、名取さんの体を這い回るヤモリの痣が、あらぬところへ移動するのを見て「目のやり場に困る」と頬を赤らめ。急に声をかけてきた柊に取り乱し。あんた、どんだけ乙女受なんだよ。カヲルくんとシンちゃんには萌えなかったけど、こっちはもう全然食えるね。じつにおいしくいただけます。やっぱり夏目きゅんの優しさと、名取さんの腹に一物ありながらも、表面的には飄々としたキャラっつう取り合わせがいいんだろうな。いうたらムーミンスナフキンですよ。そういや、ムーミン一家が冬眠に入る前、旅に出るスナフキンムーミンのところへやってきて、愛用のハーモニカをあげるシーンがあったじゃないですか。「ぼくのことを思い出したときは、このハーモニカを吹いてくれ」とかなんとか。スナフキンがデレた! ムーミンムーミンで、間接キスの機会に心臓バクバク・・・って、いかん脱線した。で、風呂から上がり、驚いたはずみとはいえ、お湯をかけてしまった柊の髪を拭いてあげる夏目きゅん。それを見て「妖怪は風邪なんてひかないよ」と、嫉妬の炎を燃やす名取さん。ちょっとお間抜けな仮面をつけ、ぬぼーっと突っ立って辛辣な言葉を吐く柊も可愛いけど、基本的に妖怪を憎んでしまっているがゆえ、非があるわけではない彼女にたいして冷たい態度を取ってしまう名取さんの大人気なさもぐっときます。部屋へ戻る途中、天井からぶらさがる人影に驚いた夏目きゅんの手に、そっと手を添えるところにもときめく。で、ちょっと宿の中を調べてみようとおもむろに眼鏡をかけ、「夏目は湯冷めするといけないから、先に部屋へ戻っていなさい」ですって。も〜、セックスウィ〜! たまりまへんな〜www 部屋へ戻った夏目きゅんとニャンコ先生は、到着時から気になっていた押入れの物音の源を確かめるべく、中を改めてみる。するとそこには、封印された壷が。食事も終わり、ピロートークタイムには、妖怪が見えるなんて嘘だと小さな頃から否定され続けてきたことから、いつのまにか今度はそれを隠すための嘘をつくようになったことへの苦悩を語る夏目きゅんに、名取さんは「嘘をつくのに疲れたら、わたしのところへおいで」と殺し文句。もうね、セクマイの会話にしか聞こえんわけですよ。寝入った夏目きゅんは、最近またよくみるようになった、周囲から「嘘つき」呼ばわりされる夢にうなされる。こちらを振り返るのは、里親である藤原夫妻の顔。妖怪のたぐいが見えてしまうことを、まだ夫妻へ告白できずにいるんですね。泣きながら目をさました夏目きゅんは、心配そうに覗き込む名取さんへ、涙を拭きながら「すみません」と謝る。なんか、せつないなぁ。そこからまぁいろいろありまして、けっきょく名取さんは、依頼された妖怪退治のためにこの宿へ来たことが判明。なんつーか、ふたりの微妙な距離感、それでいて秘密を共有するがゆえの安心感みたいなものが、うまく演出されていてよかったです。深読み可能ながら、その手の趣味がない人なら余裕でスルーできる練られた台詞もよかったし。


2. 獣の奏者エリン 第4話「霧の中の秘密」を視聴。エリンと大の仲良しであるサジュの姉・ソジュがお嫁へいくことに。しかし祝いの餅にまぎれこんでいた毒草にあたり、ソジュは高熱を出して寝込んでしまう。さっそくソヨンが診察するも、解毒薬を買いに行く時間がない。そこでソヨンは、自分の出身である霧の民がおこなう霧の市を使ってみてはどうかと頭領に提案。霧の民との交流には消極的ながら、この結婚がおじゃんになることで他の村からの信用を失うことをおそれた頭領は、その提案をしぶしぶ受諾。ソジュの父は、婚礼のためにひそかに買っておいた高価な髪飾りを薬代にと差し出す。かくして山に霧がかかるのを待つばかりなのだが、ソヨンはいつ容態が変わるとも知れないソジュについていなければならない。そこでエリンが、霧を見張る役に。やきもきする時間が流れ、ようやく山に霧がかかると、ソジュを助けたい一心から裸足のまま霧の市へ走るエリン。そして無事に薬はソジュのもとへ届き、一命を取り留める。村人たちに見守られる中、嫁ぎ先へと向かうソジュ。それを眺めながら「いつかはああして、エリンもお嫁にいくのかしらね」と漏らしたソヨンに、「わたしお嫁になんていかないよ。ずっとお母さんと一緒にいる」と応えたエリンに百合オタキュン死。そうそう、『マンマ・ミーア!』も観にいかんとね。


玻璃月蜻蛉縁物語 2 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

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3. 2年ちょい待たされた第2巻。けど、これにて完結だとか。そんなぁ。