業火

また親不知が腫れて苦しんでいるわたしです。みなさんこんにちは。ニコニコに『咲』の百合パート詰め合わせが上がっていたので、さっきまでひたすら繰り返し観ていました。のどっちのガチぶりが素敵過ぎることは言うまでもないのですけど、風越の美穂子キャプテンが、どーもル・リムの千華留様に通じるような気がしていとおしい今日この頃です。腐った人バッチコイな部活マンガという意味合いで「これってGL版『おお振り』じゃね?」というコメントを散見しましたが、『咲』が『おお振り』ほどのポピュラリティを獲得することは、まずあり得ないだろうなぁ。そうそう、土曜の晩「J-将軍」という9年間続いたJ-POPイベントのファイナルへ行ってきたんですが、そのあとひさびさにあかりさん、bghsとオールをしたんですよ。で、取りあえず『けいおん』の憂唯回と律澪回を観てもらったんですけど。あかりさんは「絵もかわいいしいいですねぇ」とそれなりに気に入っていただけた様子。bghsは「楽器の描き込みが細かいっすね」と反応薄(笑)。そういうのも、まぁ大事な部分ではあるんだけれどもね、うん。その後は録画分消化。bghs寝落ち。明け方近く、あまりに美少女アニメばかりもアレでナニなので、あかりさんに『Pandora Hearts』を観ていただく。俄然食い付きが良くなる(笑)。「このブレイクってキャラが一番人気みたいですよ」「うーん、ボクにはまだ良さがわからないなぁ・・・」「やっぱ幼少時のギルっすかね」ここでブレイクがギルをナイトレイ家の養子になるよう勧めるエピソードを「おお・・・なんかボディタッチが多いwww」お気に召していただけましたか(笑)。駄目押しにと、レイヴンになってからも変わらぬオズへの忠誠がブレイクとシャロンに露見し、赤面するシーンをお見せしようと探すも見つからず。無念。するとあかりさん、「でもこれって、チビノヴァ的においしいパートがあるんですか?」と訊く。ここは見て頂いたほうが早いだろうと、以下の画像を。

「あー、なるほどねー」「や、なんかすみません・・・いろんな意味で」そんなやり取りを交わした後、自身の性指向とGL萌え、BL萌えとのギャップなどについて話したり。あと、難波のツタヤで中古ビデオが投売りされていたんで、いろいろと拾ってきました。シュヴァンクマイエル4本を始め、ブラザーズ・クエイとかレイモン・ペイネとかアニメ系が多かった。ほかにはイヌイットものや懐かしのミニシアター系を。なかでも本命は、ダイアン・レインとデボラ・ラフィンの『ラスト・レター』。「不治の病に冒され、自分の殻に閉じこもり外の世界に背を向けた少女と、彼女の心の悲しみをわかってあげようと献身的な愛を捧げる若いナースとの間にはぐくまれる愛と勇気の物語」って解説で、激しくわたし向きなのがおわかりいただけるかと。でもこういうのって、属性を持たない人からすると、ただのお涙頂戴っぽいええ話フォルダにぶち込まれがちなんですよ。なに善人ぶっちゃってんの、みたいな目で見られることがしばしばあったりね。激しく腐った読みをしているだけに、「やー、善人ぶりたいわけじゃなくて、百合的な意味でハァーンなんだよ」ってのもなんだかなぁ、という感じで。とは言っても、そういう人からすれば、お涙頂戴も百合萌えもたいした違いはないか。どっちにしろ後ろめたいです。そういうの込みで、アニメとかだとそう叩かれることもないだろう、ってのもあるんですけど・・・最近は俺嫁派と百合派が叩き合ったりすることもあるみたいで。なんだか肩身が狭くなる一方だなー、と。