でも髪は切りたいんです、女の子だから

さよなら私たち (マーガレットコミックス)

さよなら私たち (マーガレットコミックス)

01. 月刊スピリッツ1月号に掲載されている香魚子さんのイラストが素晴らしい。そしてインタビューを読むと、とても他人とは思えないその感覚に、水飲み鳥のごとき同意の嵐。5才の頃からずっと女の子の絵を描き続け、一度は地元・熊本で就職するものの、21才で漫画家を志して上京。そして2005年、「別冊マーガレット」誌上にて「Us,you and me」でデビュー。少女漫画家はこうあって欲しいという見本のような方ですね。そんな彼女の女性キャラ製造ポイントは、何をおいても、まずは「制服」。描いていて感情を一番出せるところは「目」。「女子の柔らかさ」=上腕三等筋(二の腕)、肩や首のラインを描くのが“わたしの使命”なのだとか。とくに「女の子は嫉妬深いとか、ネチネチしているとか言われますけど、私はその部分がかわいいと思うし、描きたくなっちゃう。ティーンの女の子を見ていて「なるほど、生物として愛らしい年代だ」と思うんです」という発言には、ヒザよへこめと言わんばかりにパンパン叩きながら快哉を叫ばせていただきました。今後ますます全力で応援させていただかざるを得ない。



02. 豊崎愛生のソロデビューシングル『love your life』のカップリング曲、「何かが空を飛んでくる」が良過ぎ。当初はブラッドベリをもじったタイトルが気になって・・・という感じだったのだけど、じっさいに聴いてみてぶっ飛んだですよ。

  カップリングに収録されている“何かが空を飛んでくる”は谷山浩子さんの作詞・作曲ですね。これも谷山さんファンという豊崎さんのリクエストでしょうか?
もともと母が保育士をしていることもあって、子供のためのものというか、おもちゃだったり絵本だったり音楽だったり、そういうものに囲まれる環境で育ちました。そういった環境のなか特に「みんなのうた」が大好きで、私の中では谷山さんイコール「みんなのうた」を手掛けてらっしゃる方、というイメージがあったので今回の楽曲をお願いすることになりました。
HMV ONLINE - 豊崎愛生インタビュー

本人の希望でオファーしたってのが萌える。で、想われ人のほうはというと・・・。

声優の豊崎愛生(あき)さんに詞曲を提供しました。シングルのカップリング曲です(A面B面っていう言い方を復活させればいいのにねー。わかりやすくて言いやすい)。「何かが空を飛んでくる」という歌です。「Love Your Life」という歌のB面です。豊崎さんは、おっとりした、ぽよ〜んとした感じの、性格の良さそうな、かわいい女の子です。歌い方もかわいいです。聴いてくださいね。わたしも明日以降のソロツアーでは歌おうかなと思ってます。
谷山浩子プライベートページ - 2009年10月30日

かわいいって単語を2連発ですよ。大事なことなのでなんとやら、ですね。ぐふふ。今年は手嶌葵に提供した『西の魔女が死んだ』主題歌のカップリング曲「金色野原」もありましたし、楽曲提供のほうでも精力的に活動してくれると、楽しみが増えていいですねぇ。で、「何かが空を飛んでくる」を好きになる人は、グミ(日向めぐみ)の「super duper love love days」も気に入るんじゃないかなーと思ったんで、ついでに貼っておきますよ。


03. とうとうというか、ついにというか、とにかくシモツキンが同人活動を休止し、商業ベースへ移行するとのこと。

サイトトップからお知らせさせて頂きましたが、のんびりペースで続けてきた「Maple Leaf」「tieLeaf」の同人活動を一時お休みすることになりました。(略)実のところ同人でやってたことを動かすためのオフライン活動休止、みたいな感じなので、今後も変わらず楽曲は創ってゆきますし、企画も広げていきます。
しもつきんろぐ - Maple Leaf同人活動休止について

kukuiでの相方であるmyuは、このところ立て続けにannabelとのコンビで楽曲を発表していますが、シモツキンの時間が増えることでkukuiのリリースが活発になると嬉しいな、と。



04. マリみて4期のOP主題歌をkukuiが手掛けたということで、マリみて繋がり。ひぐらしのなく頃に礼 第5巻「昼壊し編」をようやく視聴。って、なんだこのタイが曲がっていてよネタwww そしてなぜにレナと三四ちゃんwww 徹頭徹尾ギャグ回ゆえ、百合的にどうこうってのはないですが、まさかひぐらしでこのネタを目にすると思っていなかったので。前話まで激しくシリアス展開だっただけに、完全な不意打ちでした。ある意味『BLACK LAGOON』の「いけないマングローブ」みたいなものかな。