The L Project

ここ最近でアンリミテッドに高まったのは、『「海外で遭遇した有名人」で一番忘れがたいのは、ニューヨークの小さなライブハウスにブロッサム・ディアリーを見に来ていたモリー・リングウォルド。夢みたいなシチュエーションだった』という山崎まどかさんのつぶやき。夢みたいっていうか、想像したことすらなかった。事実は小説より奇なりってのは、まさにこのことですな。みなさんお元気ですか。少し間が空いてしまいましたが、つぶやきをまとめておきます。



1. ハロプロのPVを編集して『Lの世界』OPをパロった動画。百合オタっていうよりはLカルチャーオタ向けかも。


2. ちょっとした桜庭一樹語り。マイファースト桜庭一樹は、名作の誉れを欲しいままにしたあるゲームの続編。大きく路線を変えた2作目は賛否両論だった。けれどどこまでも灰色な、いかにも90s的な終末観はとても魅力的な筋立てだったんじゃないかなぁ。ドジっ娘だったプリシアを冷酷無比な為政者として描くのは、かなり勇気がいったと思う。今ではユーザーの側でおっとりキャラの腹黒を妄想したりするけれど(黒春香とか)。実際に桜庭一樹の名前を知ったのはそのゲームのノベライズ版でだったけれど、自己紹介に"武闘派"とあったのを読んで、てっきりゴツいおっさんが書いているのかと思ったw 原作が男性向きのゲームだったこともあって。その後名前を見かけたら拾うようにしていたけれど、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』は"おっ"と思った。というのは、どうしても吉本ばななの『TUGUMI』を連想せずにはいられなかったから。ダークなつぐみというか。『今日の早川さん』でも『砂糖菓子〜』にカブれるラノベ読みの小娘を茶化すような描写があったけれど、自意識全開な思春期ど真ん中の女の子が読めば、そりゃグッとくるよねーと。少女属性じゃない人にとっては、チャチなお話に映るのかもしれないけど。でもって、出版当時に表紙イラストを担当した子が、桜庭先生の本に描ける!と狂喜していたことを思い出しますね。その子はマリみての二次創作を描いてた子で、新大阪の繊維シティかどっかで開催されたマリみてオンリーだったかなぁ、メイド服着て売り子してるのを見たことがありますが、今は何をしてるんだろう。でも桜庭一樹直木賞を獲ってから出版された新装版では、見事に差し替えられちゃって。「この絵じゃ普通の人は手に取りにくいですし」ってコメントに複雑なものがこみ上げましたね・・・たしかにいい歳した大人が手に取るには厳しいかもだけど・・・。とここまで『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を持ち上げといてなんだけど、一番好きなのは読書クラブでも少女七竈でもなく『ブルースカイ』です。で、今一番気になるのは、ドラマ版『少女には向かない職業』の最終話が桜庭氏の意に沿ったものだったのかどうか、ということ。『乙女の祈り』のふたりは永遠に決別させられたわけだけど、『少女には向かない職業』のふたりがあれほどぎこちない再会をし、また淡々と別れる描写がたまらなく切なかったので。

イデオン」は30年経っても色あせない作品で「エヴァどころじゃないですねー」。そして、「エヴァは、庵野監督流のイデオンリメイクだ!」という分析までしてみせた。これに対し、「イデオン見てると正直ヱヴァが霞んで見えます。ファンの人には悪いけど」というリツィートがあり、坂井さんは「はげしくどうい」と賛同。多くの打ち返しがあったことに気をよくしてか、「団結して、もっと(イデオンの素晴らしさの伝達を)大きな動きにしていくべきだ」と呼び掛けた。
J-CASTニュース - 人気絶頂「ヱヴァ」より「イデオン」 坂井真紀の呼び掛けに賛同者続々

3. 37564展開はともかく、ED曲「コスモスに君と」は名曲。Perfumeカエラになりそびれた感のあるMEGがパーフリカバーで話題になる前、アニソンカバー企画盤『Cafe de Anime』で歌ってたバージョンが特に好き。Wikipediaにも書いてないから黒歴史かもだけど。もう忘れてる可能性もあるか。しかしそんな彼女が『MEG × ヱヴァンゲリヲン』なる企画を立ち上げ、Tシャツが発売後20分で完売というから世の中わからないもんですね。
livedoorニュース - MEG×ヱヴァンゲリヲン、発売わずか20分で完売
坂井真紀は『あの「コスモスに君と」を歌っておきながらエヴァなんかで荒稼ぎしおって!』と怒るべきじゃないのか。まぁそのへんは大人の事情やなんかでgdgdになりそうだけどね。そういやエヴァのアンソロで、マリスミゼルのマナがボトムズが好きって言ってたな。かなり重苦しい内容だけど、内戦やってたカンボジアではすごい視聴率を取ったとか。なんか自分たちの日常がリアルに再現されているようで、感情移入しやすかったらしい。なんとも複雑な気分になる話。