fairytale in the supermarket

はい、ちゅうわけで前回はザ・ランナウェイズの話題でした。まだまだギャルバンの話が続きますよ。「けいおん」がこんだけ流行ってる今だからこそ書いておきたい。大阪では今夜、十三Fandangoにてザ・レインコーツのライブがあるのです。結成から約30年目にして初来日。しかも対バンは少年ナイフ。でかいロックフェスのヘッドライナーを張って当然の存在だと思っていただけに、普通のライブハウスでやるとかどういうことなのという戸惑いを隠しきれません。
伝説の元祖ガールズ・ポストパンク・バンド、奇跡の奇跡の初来日なのです!!

「2008-09-10 花百景」に『はねむす 第2集』のことを「第1集はメジャーから出版されたんだけど、第2集はインディーから。パンクは黙ってDIY。マンガ界のレインコーツ」と書いた通り、女の子に過剰な思い入れのある人にとっては、パンクいうたらザ・レインコーツかザ・スリッツのことなんですわ。なので今回の初来日はまさに奇跡的な事件と言って差し支えないかと思います。わたしにはそれに立ち会う資格も先立つものもありませんので、うちでひっそりと聴くことにいたしますが。や、ぶっちゃけ受け止めきれないんですよ。意味がわからない。足がすくむちゅうの。で、明日の東京の追加公演でDJを務めるTwee Grrrls Clubのスミレさんが、いま気になるギャルバンをブログでいくつか紹介されているのですが、最大のヒットだったのはこれ。

via SUMIRE - Girls in my mind
スミレさんの解説によると、「コッポラ家のGia Coppolaが撮影したLos Angelesのお嬢様バンドThe Likeのショートムービー」とのこと。なんかモッズに転向したCombustible Edisonぽくていいなーっつうかこれやばすぎだろ普通にwww コッポラ家といえば、ソフィアの新作トレイラーがつべに来ていました。ストーリーは『ロスト・イン・トランスレーション』とほとんど一緒みたいですが、エル・ファニングのバケモノじみたかわいさが炸裂していて生きるのが楽しい。スカーレット・ヨハンソンはやっぱ『のら猫の日記』が最高ですね。姉妹もの的な意味でも。

上記スミレさんのブログには他にも注目すべきギャルバン、特にネオアコ風味のものが掲載されていますのでぜひご一読を。で、ネオアコ風味といえばここ最近でいちばんのヒットだったのが杉本有美の「ハルコイ」。作編曲はDEPAPEPEだそうで。けっこうスクエアな曲をやる人たちなのかなぁと思いきや、死ぬほどキャッチーな楽曲を提供しております。そういや「2009-07-20 幻の朱い実」にて記事を引用させていただいた鳴原あきらさんがすっごいDEPAPEPEファンだったなと。鳴原あきらさんのブログ「世界の果てで、呟いてみるひとり。」

とまぁ、だいたいこんなものかな。あと佐々木希やセブンティーンモデルズのことも書こうと思っていたんだけど、疲れたので次回にまわします、すいません。