キラキラデイズ

skb_mate022006-07-12

山田風太郎がマニアックな変格ミステリ作家から、忍法帖で一躍大流行作家になったとき、“なんでこんなに売れるんでしょうか”とインタビューされての答えが “ボクが買っているわけじゃないからわからない”だった。購買層が予想できているうちはヒットにつながらないのかも知れない。(唐沢俊一「裏モノ日記」2003年1月21日)

ふと思ったんですけど、ここで最終回の感想を書いたのってアニみて2期だけなんですよねぇ。なんか最終回をみた直後って「あー、終わっちゃったんだなぁ」みたいな虚脱感に満たされてしまうので、本編全体を振り返る余裕がないんですよ。そうこうしてるうちに、また新シリーズが始まると。だもんで、今日は放送終了した番組の感想を書いておこうかなと。備忘録代わりに。


ひまわりっ! なんやかやで楽しみにしていたのがこれかなぁ。キャラも話もオーソドックスで、安心して鑑賞できました。がしかし、最終回のエンドロール後、突然新キャラが現れ「戦いが始まる」。あのね商法でもないだろうし、2期もありますよってことなのか?意味がわからん。って、意味もなんもなかったりしてな。
BLACK LAGOON 神様 時間止めて このままスルーさせて ずっと ずっと。神様 世界止めて 本屋を遠くして ずっと ずっと。いやー、なんか単行本買っちまいそうな勢いなんで。なんつうか、ロベルタとレベッカのタイマンのためにあったような1期でしたが、2期もほぼ確定みたいなニュースを読んだような気がするので、楽しみにしておきます。
女子高生 GIRLS-HIGH アヴァンのマリみてパロをやってくれた時点で、もういいか的な気分になったものの、継続視聴。最終回、桃香が由真に「咲女を受験する」って耳打ちするとこでグッときましたがなにか。まぁ、由真、桃香姉妹のためにみてたようなもんだからなぁ。桃香が咲女へ入学したあとのエピソードもやってほしかったけど、それはムリか。
涼宮ハルヒの憂鬱 京アニのおそろしさを思い知らされたなというのが正直な感想。EDの踊りや学園祭でのギターソロなど、すべて手描きって正気の沙汰じゃない。シリーズ構成も脚本も演出も、すべてができすぎなぐらい良くできてました。『AIR』であの鍵っ子を納得させたスタジオだからなぁ。次作『Kanon』への期待も否応なく膨らみますね。ちなみに、当方みくる厨です。そういや、大森望の本名がみくる(未来)でしたな。え、鶴屋さん?桂さん以上蔦子さん未満の出番がなんとも微妙・・・。
吉永さん家のガーゴイル けっきょく乗り切れないまま終わっちゃったなーと。
夢使い まだ録りためたやつを半分ぐらいしかみてないんで、コメントできないっす。
錬金3級 まじかる?ぽか〜ん キャラの造形かくあるべし!みたいな。いやー、はまったなぁ。カプは、もちろんパキラ総受けで。基本はゆうまかなぁ。ことあるごとにじゃれあってたしね。ゆうまの公園デビューで、雷まで落とされておきながら、文句言いつつ看板を書き直してあげたりとか。あれがいちばん萌えましたね。銀河鉄道の帰りの車内もよかった。ピンだと、あいちゃんのエピソードが光ってましたね。
西の善き魔女 Astrea Testament 非常にコメントしづらいんですが、原作でいうところの「秘密の花園」をみれただけでもういいかなと。
魔界戦記ディスガイア けっきょく殿下は愛マニアの眷属になったわけですね。序盤はエトナにアレでナニだったんですが、終盤はぶっちぎりでフロンちゃんでした。なんかね、ほんとにいい娘やなと思って。じつは3人のなかでいちばん背が高いってのも萌えどころかな。ヨルヨルもそうですけど、あほの娘がムダにでかいってのに、なんか萌えるんですよ。


けっきょくみていない番組
ガラスの艦隊 / アクビガール / .hack//Roots / 牙-KIBA- / 妖逆門 / 獣王星 / 少女チャングムの夢 / SAMURAI 7


注目の映画
ローズ・イン・タイドランド http://www.rosein.jp/

 『不思議の国のアリス』を下敷きに、一人の少女のグロテスクな空想世界を独特の乾いたタッチで綴ったミッチ・カリンの異色ファンタジー『タイドランド』を、鬼才テリー・ギリアム監督が完全映像化。奇妙で陰惨な現実世界の中で軽やかに戯れる少女の姿が、イマジネーション豊かに描かれてゆく。

個人的に『ブラザーズ・グリム』は『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』(ヴァイオレット、サニー姉妹にハァハァ!アカデミー衣装デザイン賞にノミネートされた衣装も激しくカワイイ!)に食われた感があってアレでナニだったんですけど。雇われっぽかったし。でもこちらは、もうあれですよ、力いっぱい期待してよろしいのではなくて!?しかしなんだ、さいきんギリアムよく仕事してますね。